Loading

風景写真家・松井章のブログ

ビタミン豊富なツツジ科 チャウラ(ムルタ)の実:パタゴニアの植物

1.jpg
パタゴニアを歩くと、足元のブッシュに、赤い実を見かける。
よく目にする赤い実は、二種類だろうか。どちらも強風に順応した背の低い灌木だ。
一つは、パチンコ玉ほどの大きさで、チャウラ(または、ムルタ)と呼ばれる。カラファテの実と同じくらいに、パタゴニアで親しまれる木の実だ。年に2回の収穫ができるので、夏から秋にかけて、この実を見つけるのは簡単だ。
このチャウラは、食べることができる。
食感はリンゴに似ていて、甘酸っぱい。とてもビタミンが豊富らしい。
山を歩いていると、ついついつまみ食いしながら歩いてしまう。
枝に棘が無いので、取りやすいのだ。
ツツジ科シラタマノキ属のチャウラは、白い小さな鐘のような花をつける。同じツツジ科のツガザクラの花に、とても似ていて美しい。
この花の写真をまだ撮れていないので、いつか写真に収めたいものだ。
*Chaura (Murta) / Gaultheria mucronata
2.jpg
3.jpg

春のパタゴニアのシンボル:カラファテの花②

ガンコウランの仲間「ムルティージャ」の赤い実:パタゴニアの植物

関連記事

  1. パタゴニア:金色に輝くコイロンの大草原パンパ

    2016.04.30
  2. フィッツロイ山麓の清冽な水を飲む

    2015.05.06
  3. パタゴニア開拓史:イギリスとの因縁

    2015.10.07
  4. パタゴニアの秋:南極ブナの紅葉とフィッツロイ峰の絶景

    2016.11.16
  5. 姿形を変えて厳しい気候に適応する南極ブナ:秋のパタゴニア

    2014.04.02
  6. パタゴニアの花・ワイルドフラワー①:最も愛される花「カラファテ」

    2018.06.14
パタゴニア
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

  1. 館山城の桜

    2024.04.11

アーカイブ

PAGE TOP