Loading

PHOTO-BLOG

フィッツロイ山麓の清冽な水を飲む

1_3.jpg
夕方の風は、骨身に染みるように冷たい
パタゴニア大陸氷床で、セロトーレ直下からの風を楽しめる余裕があるのは一つの幸運だ
世界でも稀にみる悪天候のまさに核心部にいるからだ
氷河源流部の氷は圧縮されて硬く密度が濃い。氷河は、セロトーレから吹き飛ばされた砂利で薄く覆われているが、砂利の間にときおり穴を見つける。
その穴は、深く深く青い。透明で底の石が見えるが、どのくらいの深さなのか見当もつかない。じっと見ていると吸い込まれそうに危うく感じてしまう。
このような清冽な水をたたえた泉は、氷河からの贈り物と言ってもいいだろう
コップで掬い取り、水を飲めば、体中が喜んでいるようで溜息が出る。
セロトーレを見ながら、水を飲む幸せ。
その時は間違いなく、あの水は世界で一番美味しい水であった
水筒をこの水で満たすと、何とも言えぬ満足感で夜を迎えられた
3_3.jpg
6_3.jpg

関連ページ

パタゴニアの秋の森:南極ブナのレンガとニレ... チャルテンから少し標高を上げて、フィッツロイ山麓の方へ歩くと、さらに紅葉は増していきます。遠くの斜面の林は南極ブナの原生林でうっすらと秋の色に変わってきているのが分かります。 紅葉は、古木や倒木などで先に始まるようです。生命力が枯れていくことから葉の紅葉が普通の木よりも早まるのでしょう。 ...
パタゴニア・フィッツロイ峰の歴史:先住民テウェルチェ族... フィッツロイは、「煙を吐く山」チャルテンと呼ばれていた パタゴニアを代表する名峰フィッツロイは、別名「チャルテン」と呼ばれます。 かつてパタゴニアの大草原を闊歩したテウェルチェ族は、この山を「煙を吐く山=チャルテン」と呼んでいたからです。 山名に人の名前を付けていた時代は終わり、古...
マルコーニ氷河に轟く雪崩の轟音:パタゴニア氷原... パタゴニア南部氷原(大陸氷床)とマルコーニ峠 氷河沿いに登り、大陸氷床を目指す。 真夏の晴天の日差しは強く、雪解けで川の水は増水している。 氷河が頻繁に崩壊して、轟音がマルコーニ氷河の谷に轟く。 スケールの大きなパタゴニアでは谷と言えども広大で、崩壊する氷河の雪崩は大迫力だが、対岸に...
《山岳写真》パタゴニア・フィッツロイ峰と星の軌跡... 天に瞬く星空が、パタゴニアの名峰フィッツロイを星明りで照らした。南十字星の「天の南極」を軸に、天の川は刻々と動いている。 星空の軌跡を撮るためにカメラのシャッターを開き長時間露光する。 その間、カメラの脇で大の字に横たわり、星の動きを見つめた。 水溜まりが凍るほどに凍てついた夜、星の光...
紅葉のパタゴニア:フィッツロイ峰の清流と、南極ブナの森トレッキング... パタゴニア・フィッツロイ山麓が紅葉に染まる秋 パタゴニアのフィッツロイ峰の山麓にて、紅葉に紅く染まるブッシュは、ほとんど全てが南極ブナです。 地形に合わせて、高さ20mの森を形成したり、風の強い場所ではハイマツのように小さく育つこともできます。 氷河が溶けた水は鉱物を含み濁っているもの...
秋のパタゴニア:紅葉に染まる南極ブナの森と暴風... 紅葉のパタゴニア パタゴニアの秋は、南極ブナが赤く染まる美しい季節です。 日本の紅葉と異なるのは、その背後に常に暴風を感じることでしょう。 秋のしっとりした趣を楽しむの日本の風景とは異なり、山から吹き下ろす暴風は常に冷たく、空を見上げれば雲が絶えず流されています。空から響くゴォゴォとい...

グランドキャニオン・トレッキング⑤:植生と気候帯の驚異

パタゴニア氷原を取り巻く、この世あらざる景色

関連記事

  1. パタゴニア開拓史:大草原パンパを旅する牧童・ガウチョ

    2017.07.03
  2. 海外トレッキングや秘境で活躍する「ダッフルバッグ」とは

    2018.04.02
  3. パタゴニアの牧童ガウチョの騎馬祭:ヒネテアーダ

    2015.03.09
  4. パタゴニアの花・ワイルドフラワー②:春の花・アネモネ

    2018.07.16
  5. アルゼンチンの牧場① 毛刈り 

    2011.04.21
  6. 深く青い秘密の湖:ヘルシンガー牧場⑤

    2015.10.16
プーマオンラインストア
パタゴニア
2019年3月
« 2月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

パタゴニア

最近の記事

ビックカメラ.com

アーカイブ

PAGE TOP