Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア氷原を取り巻く、この世あらざる景色

1.jpg
台風のような嵐の翌日、雨雲は飛び去り、パタゴニア南部氷原(大陸氷床)では珍しい“晴天”が訪れた
風の音が消え去り、聞こえる音は雪を踏みしめる足音だけの静寂で、耳鳴りが気になるほどだった。
東西は屏風のように屹立するアンデス山脈に挟まれて、氷原は南北に果てしなく続く
「直観とは魂でものを見ることだ」という言葉がある
全ての出会いは、この直観に多分に突き動かされるものだろう。
なぜこの異界との接点のようなパタゴニアに惹かれるのかも、その直観によるものだ
そうであれば、世界の細部に宿る何かに反応する自分の直観こそが、神様なのかもしれない
天国のような真っ白な雪原で、山と大空を見上げていると、こうしてパタゴニアにいる自分が不思議に思えてならないのだ
2.jpg
3.jpg
4.jpg

フィッツロイ山麓の清冽な水を飲む

パタゴニア氷原の上空に現れる幽玄な雲

関連記事

  1. パタゴニア南部氷原のマルコーニ峠を目指して②

    2014.09.07
  2. パタゴニア:チャルテン村の建設記念日

    2015.10.13
  3. 秋が深まるフィッツロイ峰の山麓:パタゴニア

    2015.06.16
  4. パタゴニアのエスタンシア:レオナ牧場①

    2015.10.19
  5. パタゴニア・フィッツロイ山群でお勧め:テント泊トレッキング・ツアー

    2019.08.12
  6. 大草原の小さな花:マリポサ・デル・カンポ/パタゴニアのワイルドフラワー

    2015.08.29
パタゴニア
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

  1. 館山城の桜

    2024.04.11

アーカイブ

PAGE TOP