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南米3大祭り:インカの祝祭・太陽の祭り(インティライミ)

南米三大祭りの一つ「太陽の祭り」

南米3大祭りの一つに数えられる太陽の祭り(インティライミ)は、ペルーのクスコで6月24日の冬至に開催されるお祭りです。
3月のブラジル・リオデジャネイロのカーニバル、2月のボリビア・オルーロのカーノバルに並ぶ大祭で、世界中からツーリストが集まります。
太陽の祭り(インティライミ)は、リオのカーニバルに比べると文化的な側面の強いイベントで、インカの民族衣装をまとう人々が町を練り歩きます

太陽の祭り(インティライミ)とは


インティライミとは、インカ帝国の時代15世紀に盛んに行われました。アンデス山脈の乾季の始めに当たり、収穫期の豊穣を「太陽神インティ」に祈る祝祭として、インカ帝国の始祖パチャクテクが始めました。
15世紀の前半、インカ帝国の前身のクスコ王国は皇帝パチャクテクの活躍により、クスコ周辺を「4つの州(タワンティンスーユ)」としてインカ帝国を興しました。
ここからインカ帝国の快進撃は始まり、アンデス山脈に沿い、巨大な帝国へと発展することになります。

インカ帝国の発展と足並みを合わせるように、太陽の祭り・インティライミもアンデス各地に広がります。冬至の6月に、南米各地でお祭りが行われるのは、太陽の祭り・インティライミに関連しています。その中でも最も重要なのが、インカの都・クスコで行われる祭りなのです。

その後、スペインによる侵略を経て、太陽の祭りは約400年も禁止されることになります。

1944年に再開された「太陽の祭り」は、インカの民・ケチュア族のアイデンティティ復活の象徴として、アンデス各地の人々の支持を得て、アンデス中に再び広がりました。

クスコで開催される「太陽の祭り」


インカ帝国の都クスコで開催される「太陽の祭り」には、ペルー中から数十万人もの人々が集まります。今では、世界中からツーリストも集まるので、町は人で埋め尽くされるほどです。
地方の素朴な太陽の祭りと異なり、クスコのお祭りは収穫祭としての意味よりもインカ文化の復興のシンボルとしての要素が強いです。

民族衣装をまとう人々は、ケーナやチャランゴといった民族音楽(フォルクローレ)の楽器のリズムに合わせて、華麗な民族衣装とともに練り歩きます。このお祭りのために、地元の人々は一ヵ月以上も前から、夜に練習を兼ねて、クスコでは前夜祭のように繰り返しカーニバルが行われます。

太陽の祭りのクライマックスは、クスコ郊外のサクサイワマン遺跡で行われます。サクサイワマン遺跡の広場に設置された舞台を中心に、始祖パチャクテクの偉業を称える踊りが行われます。このショーを観覧するために、おそらくゆうに数万人を越える人々がショーを熱く見守っているのです。

「太陽の祭り」を楽しむために


ペルー中だけではなく、世界中から多くの人が殺到する祭りなので、お祭りを楽しむには専属ガイドの存在は非常に大きいです。お祭りのスケジュールに合わせて、ガイドがベストのポイントにお連れします。また、「太陽の祭り」で最も重要なサクサイワマン遺跡でのショーを見るには、数カ月前には観覧席を予約する必要があります。
多くのホテルが満室になり、ガイドも不足する時期ですので、「太陽の祭り」を目的に旅行する方は、少しでも早い予約をお勧めします。

関連ページ:太陽の祭り(インティライミ)

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