Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアのキノコ①:春の森の名物・キッタリア

1.jpg
「インディオのパン」と呼ばれる“キッタリア”は、綺麗な球体をしているキノコだ。
「ジャオジャオ」とも呼ばれている。
先住民にとっては貴重な食糧の一つであった。
特に、ビーグル水道近辺のフエゴ島に住んでいたヤーガン族は、このキノコを主食の一つとしていた。
カヌーで狩猟採集するヤーガン族は、パタゴニアの中でも最も厳しい土地に住み、食糧は常に不足していたのだ。
そのことから、「インディオのパン」、”Pan de Indio”と呼ばれるようになった。
*Pan de Indio (Llao llao): Cyttaria darwinii, Cyttaria hariotti
2.jpg
3.jpg

パタゴニアの花「サクラソウ」:ワイルドフラワー編

パタゴニアのキノコ②:南極ブナの大きなコブの秘密

関連記事

  1. パタゴニア開拓史:ピオ11氷河の前進と牧場の水没②

    2014.03.12
  2. “地の果て”パタゴニアが人の心を揺さぶる3つの魅力

    2020.06.09
  3. 北欧系らしい落ち着いた雰囲気:ヘルシンガー牧場③

    2015.10.14
  4. パタゴニア・パイネ国立公園の野鳥:渓流を泳ぐカモ

    2015.09.23
  5. パタゴニアの秋:南極ブナの森で(フィッツロイ山麓 エルチャルテン村)

    2017.01.19
  6. パタゴニア南部氷原の燃えるような夕日

    2015.05.09
パタゴニア
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP