Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの花「サクラソウ」:ワイルドフラワー編

1.jpg
「サクラソウ」というと、ヒマラヤをイメージしてしまう。
春から初夏のモンスーンにかけて、ヒマラヤの各地で咲くサクラソウは様々だ。
特に印象が強いのは、ブータンだ。
ぼんぼり状に丸く花を付けたサクラソウが、紫色に咲き乱れる。
パタゴニアにも、サクラソウが自生しているのだが、あまり自己主張をしない。
湿った土壌を好み、足元の小さなブッシュの中から、ひっそりと顔を出すように咲いていた。
学名は、Primula Magellanica。
直訳すると、マゼラン・サクラソウ。
地の果てのサクラソウらしい名前だ。
葉は他の植物の茂みに隠れていて、残念ながら写真には写っていなかった。
*Primula: Primula magellanica
2.jpg

春の中部パタゴニア・アイセン地方に咲き乱れる:サクランボの花

パタゴニアのキノコ①:春の森の名物・キッタリア

関連記事

  1. フィッツロイ直下のトレス湖で迎える神聖な日の出

    2014.04.29
  2. パタゴニアのキノコ②:南極ブナの大きなコブの秘密

    2015.09.11
  3. ひっそりと凛と咲くアヤメの花:カンパニージャ

    2015.08.27
  4. パタゴニアのダム建設計画が着工延期:チリ

    2014.02.09
  5. トーレス・デル・パイネ峰と山上の湖/パタゴニア

    2016.12.15
  6. パタゴニアの伝説的な探検家 デ・アゴスティーニ神父①

    2021.10.22
パタゴニア
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP