Loading

風景写真家・松井章のブログ

大草原の小さな花:マリポサ・デル・カンポ/パタゴニアのワイルドフラワー

2.jpg
アルゼンチン湖を望む草原で一休みしようと座った時に、小さな花が砂地から顔を出すように咲いていた。
早春の風は冷たいが、灌木の風下に身をひそめると陽の光が暖かい。
そんな場所に、この花も咲いていたのだ。
ユリズイセンの一種である「マリポサ・デル・カンポ」は、直訳すると「草原の蝶」という意味だ。
“マリポサ”はスペイン語で“蝶”、“カンポ”は“草原、田舎、畑”を意味する。
アルゼンチンやパタゴニアで「カンポ」と言う時には、広大な“パンパ”の広がりや、延々と続く荒野のイメージが、「カンポ」という一つの単語に込められていると思う。
*Mariposa del Campo: Alstroemeria patagonica
1.jpg
3.jpg

パタゴニアの夏に咲く花「イエローオーキッド」

早春のパタゴニアの花・岩場に咲くユキノシタ

関連記事

  1. 2020年 添乗員同行ツアー計画の一覧:トラベルクラブ会員ツアー

    2019.09.05
  2. 名峰フィッツロイの風景:草原からの遠望(パタゴニア)

    2022.05.25
  3. 3/18「フィッツロイ山群トレッキング 9日間」のお知らせ

    2016.10.12
  4. パタゴニアの氷河の源で起こる異変

    2015.05.10
  5. プライベートキャンプ利用でフィッツロイをさらに満喫

    2014.07.01
  6. パタゴニアの花・ワイルドフラワー①:最も愛される花「カラファテ」

    2018.06.14
パタゴニア
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP