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風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアのプロテア:真紅の花「ノトロ」

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氷河が後退して最初に生えてくる植物の一つが、ノトロだ。
南極ブナさえも生育できない荒れた土地で育つ、とても強い植物なのだ。
ノトロは、春から夏にかけて、真紅の花を咲かせる。
ヤマガモシ科のノトロは、南アフリカのプロテアと同じ種類だ。
起源は、古代のゴンドワナ超大陸の時代に遡り、プロテアと同じくする。
パタゴニアの春を象徴するような花だ。
*Notro (Ciruelillo): Embothrium coccineum
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パタゴニアで最も愛される木の実:カラファテ

クッションような灌木が花で覆われる:マタ

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