目次
写真集『アルパカ -アンデスの民と生きる-』

愛らしい顔つきのアルパカは、そのモフモフとした姿とは裏腹に、ときにおじさんのような表情を見せたかと思えば、シリアスで哀愁のある一面をのぞかせることもあります。
私がアルパカに強く惹かれたのは、厳しい生存競争の世界には似つかわしくない、その繊細でアンバランスな雰囲気によるものだと思います。
標高4000メートルを超えるアンデス高原〈アルティプラーノ〉の過酷な自然環境の中で、彼らが選んだのは、アンデスの民とともに生きる道でした。毛や荷役といった実利的な側面を越えて、アルパカとリャマは人々の生活の一員であり、信仰とも深く結びついています。
途方もない時間の積み重ねの末に、アルパカは人と神をつなぐ存在として見なされるようになりました。
本写真集『アルパカ』では、ボリビアとペルーで撮影したアルパカとリャマの姿に加え、彼らが生きる壮大なアンデスの風景も収録しています。
ページをめくることで、アルパカと人々がともに生きる日常や、過酷でありながら豊かな高原の空気を、ゆっくりと辿ってもらえたらと思います。
収録内容

ボリビアとペルーで撮影したアルパカとリャマの姿、そして標高4,000メートルを超えるアンデス高原〈アルティプラーノ〉の風景を収録しています。
アルパカとともに暮らす人々の営みと、その背後に広がる雄大なアンデス山脈。人と自然が織りなすアンデスの風景を、一冊の写真集にまとめました。
出版情報
写真集『アルパカ -アンデスの民と生きる-』
Andina Publishing Photo Series · Vol.1
・写真:松井章
・発行:Andina Publishing(アンディーナ・パブリッシング)
・ISBN:978-4-9914777-0-6
・アートディレクション:三村漢(niwanoniwa)
・プリンティングディレクション:鈴木利行
仕様
・判型:231mm × 203mm(横長AB判)
・ページ数:72ページ
・印刷:オールカラー
・製本:上製本・カバー付
購入案内
・発売日:2026年4月17日
・価格:4,400円(税込)
ネットショップ「Akira Matsui Photography Shop」
ネットショップ「Akira Matsui Photography Shop」→ https://andina.stores.jp/
取扱書店
写真集『アルパカ −アンデスの民と生きる』は、下記の書店でもお求めいただけます。
・銀座 蔦屋書店:写真集(動物)・アート関連書籍売場にて取扱中
ストーリー
アルパカの草原に降る慈愛のような天気雨
Yahooニュース 旅行読売「青い瞳を持つアルパカ、アンデスの民。地の果ての幻想風景を追う松井章さんが写真集」
旅行読売「青い瞳を持つアルパカ、アンデスの民。地の果ての幻想風景を追う松井章さんが写真集」
関連記事
日本経済新聞に私の活動をご紹介いただきました|『アルパカ、人と神つなぐ アンデス山脈に通い続け撮影30年』
写真集「アルパカ」:銀座 蔦屋書店で取扱開始しました
写真集『アルパカ』ができるまで|アンデスに息づく生命を一冊の形へ
写真集『アルパカ』ができるまで|印刷所で刷り上がる瞬間
写真集レーベル Andina Publishing(アンディーナ・パブリッシング)
4月17日~:松井章 写真展「アルパカ ~アンデスの民と生きる~」
4月17日~23日、富士フォトギャラリー銀座で開催する写真展です。
アルパカとは
アルパカ

アルパカは、主に被毛を分かち合う存在として、人の暮らしと結びついてきました。寒冷なアンデス高原に適応したその毛は高い保温性を持ち、衣服や織物となって、日々の生活を支えてきました。
毛に覆われた愛らしい顔立ちに、やや短い首と羊ほどの体長を持つ姿が、アルパカならではの特徴です。
リャマ

リャマは、かつて荷を運ぶ存在として交易を支えてきました。警戒心の強い性質から、放牧の場ではアルパカを外敵から守る役割も担ってきました。また、その毛はロープや敷物、粗織りの織物などに用いられています。
長い首と引き締まった体つき、そして凛とした佇まいが特徴です。




















