Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアに生息する幻の鹿:ウエムル

1.jpg
“ウエムル”は、パタゴニアの地元民でもなかなか出会うことのできない貴重な鹿です。
それは“森の幽霊”と呼ばれるほどで、地元民でも目を輝かせて喜びます。
村でウエムルを見たことを言えば、写真を見せるまではなかなか信じてくれないでしょう。
かつて羊が持ち込まれる前のパタゴニアにはたくさん生息していましたが、牧羊に伴う環境の変化に耐えられず激減してしまいました。
狩猟と伝染病が原因で、今では絶滅が危惧されています。
森の色に同化して静かに臆病に動くウエムルは、見つけようとしても見つけられないものです。
見ようとしていないわずかな瞬間に見ることができる、ウエムルには“森の幽霊”という呼び方がぴったりします。
2.jpg
3.jpg
4.jpg

マチュピチュ遺跡のシンボル:ワイナピチュ登頂ハイキング

ブラジル・レンソイス砂漠:旅の3つのポイント

関連記事

  1. パタゴニアの名峰:かつて“煙を吐く山”と呼ばれたフィッツロイ

    2025.02.09
  2. パタゴニアの名峰・フィッツロイを展望する3つの方法(チャルテン村)

    2017.05.20
  3. フィッツロイ峰の山頂が姿を現す一瞬:パタゴニア

    2015.06.17
  4. パイネ国立公園で迎える、静寂の夜明け(パタゴニア)

    2016.05.03
  5. パタゴニアの風の造形:レンズ雲と斜めの木

    2019.05.08
  6. フィッツロイ山群の大氷河:ビエドマ氷河ハイキング

    2014.11.26
パタゴニア
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP