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「秋のパタゴニア」トレッキング・ツアー添乗から帰国しました


パタゴニアから帰国しました。今回は「パタゴニアの紅葉」をテーマにトレッキング・ツアーを企画、同行させていただきました。2大山群のパイネ、フィッツロイともに縦走するそこそこ歩き応えのあるトレッキング・ツアーです。

パイネ山群を半周歩く、3泊4日小屋泊トレッキング(パイネ国立公園)


パイネ山群では連日の好天に恵まれました。パイネ国立公園の名峰、クエルノ峰、グランデ峰、トーレスデルパイネ峰を望み、パイネ山群を半周する3泊4日のトレッキングです。

特に美しかったのは、パイネ・クエルノ峰の直下で迎える朝日でした。クエルノ直下の山小屋から望む氷雪を抱くグランデ峰は、朝日に染まりました。この山は、なかなか山頂まで晴れることのない難しい山ですので、グランデ峰を山頂まですっきり望めるのは運の良いことです

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紅葉に染まる名峰フィッツロイ山麓:テント泊トレッキング

その反動かフィッツロイは厳しい天候でした。暴風で空から轟音が響く本物のパタゴニアの嵐です。フィッツロイ山麓の紅葉は最盛期で南極ブナの森は深紅に染まり、そして一夜の嵐の後に葉は吹き飛びました。

何十回も歩き慣れた道ですが、トレイルの一部が水没するのは初めて見ました。それでも森から染み出た水はやはり澄み渡っていて美しい。
急速に天候が回復して雲が上がり始めましたが、フィッツロイ峰はなかなかその雄姿を見せてくれません。一度荒れ狂うと手が付けられない、パタゴニアのフィッツロイらしい頑固な天候なのです。

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青く輝く「ペリトモレノ氷河」


ペリトモレノ氷河の氷塊の青さは、いったいどこから生まれるのだろう。
徐々に曇り始めるなか、曇天の下でも青々と輝くペリトモレノ氷河の宿す「青」の世界は、何度見ても飽きることのない魅力です。

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アルゼンチン伝統料理「アサード」で食す、絶品の羊


サブ・テーマでもある「パタゴニアの食」を堪能していただくために、世界一と言い切れるアルゼンチン・パタゴニアの「羊」を連日食べ比べ、異次元レベルの羊料理を楽しんでいただけました。
伝統焼肉「アサード」で有名なアルゼンチンにて、パタゴニアの羊は丸焼き「パリーシャ(パリジャーダ)」として豪快・精緻に調理されます。

肉料理の究極と思われ、ご案内した方はほぼ全員がその予想外の美味さに感動して、再びパタゴニアに戻りたくなるものです。

肉・ワイン・オリーブの大産地であるアルゼンチンでは、生ハムやサラミも絶品です。

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パタゴニアの探検家・フォトグラファー、アゴスティーニの名著「パタゴニア・アンデス」


パタゴニアとの20年以上の因縁の始まりである伝説的な探検家・フォトグラファー、アゴスティーニの傑作「パタゴニア・アンデス」を英語版ながら手に入れました。重さ、3.7キロ。
この本はむかし大学の図書館に埋もれていたスペイン語版の原書をコピーして読みましたがなかなか製本が買えず、20年ぶりに悲願達成です。

100年前とは思えない豊富な写真資料で、1枚1枚の写真のセンスがとても良く、原書と同じく全ての写真が掲載されています。

当時の氷河の状態も確認できるので、氷河がどれだけ後退して失われたかが確認できるでしょう。その中で、ペリトモレノ氷河だけは前進も後退もしない特異な氷河であることを、この著作の写真で改めて感じることができます。

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現地では各地で友人(アミーゴ)にも会え、長年の交友をお互いの白髪の数で確認し合えました。フィッツロイ山麓では、土地を買うことに長年興味があり、少し情報収集を始めています。
パタゴニアとの関わりは一歩一歩じわじわ進んでいます。

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