Loading

風景写真家・松井章のブログ

姿形を変えて環境に対応する南極ブナ:秋のパタゴニア

1.jpg
2.jpg
パタゴニアに自生する南極ブナは、その環境に合わせて姿を変える。
標高が高く風通しの良い場所では、ハイマツのように地を這い低く小さく育つ。紅葉で色づくのも、まずは背の低い南極ブナからだ。
生息環境に適した場所では、南極ブナは森を形成して20メートルほどの高さに成長する。強烈な嵐の日も、このような巨木の森に入れば、上空の轟音と異なり、静かなものだ。
秋が深まり何度も降雪を繰り返すうちに、紅葉前線は徐々に森に及んでいく。
3.jpg
4.jpg
5.jpg
6.jpg
7.jpg

「煙を吐く山」と呼ばれたフィッツロイ峰を覆う雲

秋から冬へ:紅葉のフィッツロイ山麓(パタゴニア)

関連記事

  1. パタゴニア・トレッキング:フィッツロイBCへ

    2016.04.04
  2. 秋のパタゴニア:紅葉に染まる南極ブナの森と暴風

    2017.09.17
  3. マルコーニ峠の絶景の宿営地:パタゴニア氷原

    2015.05.18
  4. パタゴニアのキノコ①:春の森の名物・キッタリア

    2015.09.10
  5. 山岳写真撮影:ペオエ湖畔でパイネ山群を定点観測

    2015.03.25
  6. パタゴニアに生息するラクダ:「グアナコ」の生態

    2018.04.05
パタゴニア
2023年10月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP