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風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアに暮らすカウボーイ「ガウチョ」

ガウチョが象徴するパタゴニアの草原

風に刻まれた深い皺。
パタゴニアの草原で羊を追う「ガウチョ(バケーロ)」たちの勲章ではないだろうか。

パタゴニアの広大な草原は、驚くことにほとんどが私有地です。
日本の3倍以上の面積に、茫漠と横たわる荒野ですが、ここには羊の好物・コイロン草が生えているからです。
150年ほど前に牧羊に最適なことが発見されて、たちまち荒野はパッチワーク状に分割されました。大牧場(エスタンシア)の誕生です。

羊たちを追うのが牧童(ガウチョ)です。
ガウチョとは正確には、アルゼンチン北部に暮らしていた牛追いを生業とする混血の部族です。アルゼンチン独立時には、武力をもって寄与したことから、アルゼンチンの勇ましい男性を象徴しています。

広く牧童として暮らす人々は「ガウチョ」と呼ばれることがあり、その呼び名は好まれているでしょう。
別の呼び名では、スペイン語で「牛追い」を意味する「バケーロ」です。

広大な牧場を羊とともに放浪する彼らにはなかなか会うことができませんが、
大草原に駆ける彼らの暮らしを撮影するのは大きな目標です。

雲と風の大草原:パタゴニアのパンパへ

パタゴニアのラクダ「グアナコ」と過ごすひととき

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