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風景写真家・松井章のブログ

アンデスの草原に暮らす「ビスカッチャ」

アンデスのマスコット:ビスカッチャ


「ビスカッチャ」は、ウサギのような外見をしていますが、ネズミの仲間です

南米大陸で有名なネズミと言えば、低地に済むカピバラでしょうか。
体長1mを超すカピバラと異なり、食料の乏しい環境に暮らすビスカッチャは小型で体長30cmほどです。

主にアンデス山脈の高原に広く生息していて、寒さに適応して厚い毛皮に覆われています。

とても臆病で人前にはなかなか姿を見せることなく、十数頭の群れで岩場にある穴に暮らします。

このビスカッチャを見るチャンスは午前中です。

朝日が岩場を照らすと身体を温めるために、しばらく岩の上で日光浴をするからです。

活動的に動く姿を目にすることはなく、見つけるときは必ずと言っていいほど、のんびりと日光浴をしているときです。

目を半開きで眠そうにしていますが、人が近づくとすぐに岩場の奥に隠れてしまいます。

ペルー・アンデス:名峰ヒリシャンカの西壁

アンデスの星空と名峰ヒリシャンカ

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