Loading

風景写真家・松井章のブログ

「煙を吐く山」と呼ばれたフィッツロイ峰を覆う雲

1.jpg
かつて先住民に「煙を吐く山」という意味で、フィッツロイは“チャルテン”と呼ばれていました。そして、大航海時代に訪れたヨーロッパ人も、フィッツロイを活火山と考える時代が長く続きました。
晴れていたフィッツロイの山頂部に小さく湧いた雲は、いつまでも消えず徐々に大きくなり、フィッツロイを覆っていくことがあります。このようにフィッツロイに雲が現れると、なかなか雲は消えないものです。我慢比べのような状態になり、何時間も眺めていても一向に状況は変わらず、取り巻き動き続ける雲を延々と眺める日もあります。
時に、フィツロイの全体を望むためには、何日も待つこともあります。
2.jpg
3.jpg

牙を剥くパタゴニアの暴風:フィッツロイ峰にて

姿形を変えて環境に対応する南極ブナ:秋のパタゴニア

関連記事

  1. 【動画】パタゴニア山岳絶景:針峰セロトーレ

    2020.03.31
  2. パタゴニアの岩峰群の成り立ち:花崗岩の怪峰パイネ・クエルノ

    2018.04.29
  3. パタゴニアのシンボル:黄金色のコイロン草と羊

    2015.03.06
  4. パタゴニアのシンボル:カラファテの黄色い花①

    2015.09.01
  5. 姿形を変えて厳しい気候に適応する南極ブナ:秋のパタゴニア

    2014.04.02
  6. パイネ国立公園の3本の岩塔「トーレス・デル・パイネ」/パタゴニア

    2020.12.18
パタゴニア
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

  1. 館山城の桜

    2024.04.11

アーカイブ

PAGE TOP