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風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア・フィッツロイ直下のトレス湖で、朝日を待つ

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秋のパタゴニアは、夜明けの時間もだいぶ遅くなっています。陽が出て明るくなるのは、8時をゆうに過ぎる時間です。
朝の3時頃、チャルテン村を出てトレス湖を目指します。
暗闇で、景色はもちろん見えないので、ひたすら考え事をしながら、ときどき星空を見上げたり
未明の寒さは厳しく、前日に降った雪が全て融けていますが、その水たまりがびっしりと固い氷に変わっています。真っ黒に鈍く光る氷に気を付けながら、一歩一歩慎重に最後の斜面を登ります。
薄暗いトレス湖で、寒さに震えながら贅沢にフィッツロイの夜明けを待つ
これほど贅沢に静かに熱狂できる時間は、人生でそう何度も味わえないだろうと考えたりします。

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