Loading

PHOTO-BLOG

ペリト・モレノ氷河:前進・後退を繰り返す不思議

1.jpg
温暖化で後退する氷河は世界共通の問題です。
ヒマラヤでは、多くの氷河湖が決壊の危機に瀕している。それは下流に住む多くの住民の命に関わる問題です。
近くのウプサラ氷河は、過去100年で20キロも後退している。温暖化を象徴する氷河として、映画「不都合な真実」でも取り上げられました。
しかし、ペリト・モレノ氷河は、前進も後退もほとんどなく、少なくとも100年は現状がこのまま維持されています。水源はウプサラ氷河と同じく、パタゴニア南部氷床です。
氷河の融解と供給のバランスが温暖化で大きく変化しているはずなのに、なぜかペリト・モレノ氷河の末端が同じ位置に留まり、時に前進することもあります。
「バタフライ効果」という言葉で表現される森羅万象の無限の作用の果てに、氷河という一つの現象もあります。
温暖化という明らかな大変化の波の中で、“留まり続けるペリトモレノ氷河”とは、とても特異な存在です。そこには何らかのメッセージが隠されているのかもしれません。
2.JPG
3.JPG

関連ページ

ウプサラ氷河とクリスティーナ牧場② ノルテ峰へ向けて... ノルテ水道を北上すると、ピラミダルな山容のノルテ峰が見えてくる。 ノルテ峰の山麓の氷河谷が「クリスティーナ牧場」だ。 牧場の敷地は広大で、ウプサラ氷河を望める唯一の展望台もまた、クリスティーナ牧場の敷地にある。 静かな湾の奥に進むと氷塊の数は減り、ノルテ峰の懐に抱かれるようにクリスティーナ...
ウプサラ氷河の氷塊が漂う湖を漕ぐ:カヤック・ツアー... カラファテは、アルゼンチン・パタゴニアにおける観光の要衝として発展を続けています。 ペリトモレノ氷河の観光やハイキングを始め、フィッツロイ山麓のチャルテン村への基点ともなります。 アウトドア・スポーツのツアーも増える中で、メジャーなツアーとして認知されてきているのが、「ウプサラ氷河」のカヤッ...
クリスティーナ牧場③贅沢な滞在の魅力... クリスティーナ牧場の小さな船着場に着くと、宿泊者専用のメイン・キャビンへ、大草原の中を歩いて行く。 ボートに乗っていた大半の乗客は日帰りのツアー客だ。グループ用の別棟で食事をしてアクティビティを楽しむらしい。 宿泊用の部屋は3棟のキャビンにわずか6部屋しかないので、ハイシーズンは連日満室とな...
クリスティーナ牧場⑤広大な敷地で贅沢な滞在... クリスティーナ牧場は、広大な敷地の中にたった3棟だけのキャビンを持っている。 1棟に2部屋あるので、全部で6部屋しかない。 宿泊者は最大でも12~16名しか泊まれないのだ。 夏のハイシーズンには、満室の日が多いのは当然といえば当然だろう。 ウプサラ氷河を陸地から展望できるのは、牧場の敷地...
クリスティーナ牧場の草原歩き⑨ -パタゴニア... 荒涼とした谷の中から、草原帯に抜けると空気が変わる。 風が吹いていることが一番大きな違いだろう。 まだ氷河が去ったばかりで生き物の気配の無い谷は、風も吹きこまないことから、自分の足音や服のこすれる音が聞こえるほどに、シンとして音の無い世界なのだ。 空を見上げれば、雲がゴンゴンと流れて行くの...
パタゴニア・ウプサラ氷河の後退と氷河谷... 南部パタゴニアのロス・グラシアレス国立公園のウプサラ氷河は、この国立公園では2番目に面積の大きい765㎢の氷河です。 無数に流れ落ちる氷河の源に当たる広大な大陸氷床の中で、氷河がどこから始まるかの線引きには少し難しさを感じます。実際に氷床を歩いている時に、気付いたら地理上はビエドマ氷河の上を歩...

パタゴニア・フィッツロイ直下のトレス湖で、朝日を待つ

前進するペリト・モレノ氷河が作る氷のアーチ

パタゴニア

関連記事

  1. パイネ・グランデ峰にかかる雲/チリ・パタゴニア

    2016.05.11
  2. パタゴニア・パイネ国立公園の野鳥:渓流を泳ぐカモ

    2015.09.23
  3. パタゴニア・アドベンチャー・クルーズ「アウストラリス号 5日間」

    2014.12.11
  4. 冬のパタゴニア:スノーシュー・ハイキング

    2014.05.10
  5. 大草原の小さな花:マリポサ・デル・カンポ/パタゴニアのワイルドフラワー

    2015.08.29
  6. フィッツロイ峰の山岳写真:撮影の手配に特化するプラン

    2015.02.19
2019年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

パタゴニア

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP