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風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの希少動物「ウエムル鹿」と名峰フィッツロイ

パタゴニアの絶滅危惧種:ウエムル鹿

フィッツロイ山麓で使用するプライベート・キャンプはフィッツロイ峰を展望する川原沿いの森に設置されています。
ここに関係者だけが宿泊できるキャンプが作られたのはつい4年ほど前のことです。
一般のトレッカーの入り込まない静かな森です。

2年前は、この森で絶滅危惧種のウエムル鹿に会いました。極端に臆病なこの鹿はめったに人前に姿を現しません。チャルテン村に住む人でも見たことのない人がいるほどです。

昨年はこのキャンプをピューマが通ったとスタッフが大騒ぎしていました。キッチンテントで作った食事をダイニングテントに持って行こうと外に出たところ、ピューマが悠然と通り過ぎたそうです。ピューマもまた、めったに人前に現れない希少な動物です

この森は数年前まで人が一切入らなかったので、今も彼らのテリトリーであるのでしょう。彼らにしてみれば、我々ヒトこそが侵入者であるのです

ピューマは人を襲う危険な動物という誤ったイメージがあります。用心深く彼らはそもそも人前に現れず、人を襲うこともありません。といっても2m以上もあるネコ科のピューマが目の前を歩けば、驚くことでしょう

ピューマに眼の前で出くわした彼は、羨望の的なのです

人を襲わないといはいえ、条件によっては命を狙われることもあるのです。

そんなピューマにまつわる話が他にもありますが、それはまた別の記事で書きます。

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