Loading

風景写真家・松井章のブログ

レンソイス砂漠の巨木の森「世界一高いマングローブ」(ブラジル)

1.jpg

レンソイス砂漠の畔に群生する「世界一巨大なマングローブの木」

ブラジルのレンソイス砂漠の畔、汽水域に生息するマングローブは、樹高が約30mに達する世界一背の高いマングローブです。汽水域とは、海水と淡水の混ざる水域のことを言います。

樹上から水面に向けて、多くの支柱根と呼ばれる根を下げて、樹高の割に細い幹を支えます。

そして、地中からは気根と呼ばれる根を水面に出し、呼吸もしています。

干満の大きな差のある不安定な砂場で、マングローブが生き残るための戦略です。

マングローブの林には、レンソイスの砂が押し寄せてきています。

砂漠と森の静かな戦いの最前線なのです。
2.jpg

ブラジル:エリア紹介ページ

関連動画:レンソイス縦断トレッキング3日間

3.jpg

黄色い砂の「小レンソイス」を隔てるプレギサス川(ブラジル)

降雪を繰り返し秋と紅葉が深まる:パタゴニア

関連記事

  1. ブラジル・レンソイス縦断トレッキングの魅力

    2019.01.12
  2. 写真展「レンソイス」5日目:いよいよ後半です

    2025.04.22
  3. プリント写真の販売はじめました

    2021.06.25
  4. 世界観は「何もない世界=地の果て」に行くこと:旅のコンセプト

    2015.03.16
  5. 明日から開始です/写真展「レンソイス -水と風の星へ-」

    2025.04.17
  6. 貿易風とアマゾンが作る奇跡の絶景:レンソイス砂漠

    2018.02.03
パタゴニア
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP