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第二のマチュピチュ:チョケキラオ遺跡・テント泊トレッキング

第二のマチュピチュ:密林の巨大遺跡チョケキラオ

マチュピチュ遺跡の南西約40kmに位置するチョケキラオ遺跡は、その保存状態の良さと規模の大きさから、第二のマチュピチュ遺跡と言われます。
この遺跡の規模は、マチュピチュの約12倍というとてもつもない大きななのです。

トレッキングが唯一のアプローチ

このチョケキラオ遺跡の魅力は、テント泊トレッキングでしかアプローチできないことです。
一般の観光客がいないことから、遺跡にいる人はごくわずかです。霧に見え隠れする遺跡の中を歩くのが自分だけだとしたら、なんとも幻想的な光景です。一日数千人が訪れるマチュピチュとの大きな違いです。

伝説のビルカバンバ王国の痕跡

鬱蒼とした密林から顔を出す遺跡はまだ一部ですが、チョケキラオは高低差ある堂々とした遺跡です。

チョケキラオ遺跡はまだ謎に満ちた遺跡で半分以上が密林に埋もれているので、今も発掘が行われています。

2005年に発見された場所では、インカ時代の遺跡にお馴染みの段々畑に、白い石でラクダの「リャマ」の装飾が発見されました。マチュピチュ遺跡やクスコ周辺の遺跡をご存知の方には分かるのですが、段々畑に動物の壁画(装飾)はとても珍しく、チョケキラオ遺跡はそれだけ特別な遺跡であったのでしょう。

マチュピチュ遺跡に酷似する遺跡のデザイン

チョケキラオ遺跡はインカ帝国の末期に建設されたことから、一説には、スペイン人の侵略でインカ帝国が崩壊した直後に、マチュピチュを放棄した人々が作った王国・ビルカバンバの要塞であったという意見もあります。
マチュピチュ遺跡に繋がるインカトレイルの延長線上にあるチョケキラオ遺跡は、ビルカバンバの防衛の最終ラインであったようです

立地やデザインがマチュピチュに酷似することから、第二のマチュピチュと呼ばれる所以です。

中南米に突如として現れたスペイン人の襲来がどれほど強烈であったか、当時のインカの人々の動揺は計り知れないものがあります。そして混乱するうちに、たった数十年で偉大な文明は蹂躙されて崩壊してしまったのです。

トレッキングのハードな行程

トレッキングは、インカトレイルに比べてよりハードな内容です。標高差のあるアップダウンと行動時間の長さから、ややハードなトレッキングなのです。

最も標高の低い場所はアプリマク渓谷の谷底で標高1400m、チョケキラオ遺跡は標高3100mに位置します。

途中、車道にエスケープすることもできませんが、その分、ツーリストのいない真のアンデスを体感できるでしょう。アンデスの氷雪峰を望み、高原地帯を歩き、アマゾンに繋がる温帯雨林を歩く。その変化に富む展望はチョケキラオ・トレッキングの魅力です。

モデルプラン①:チョケキラオ4泊5日トレッキング

1日目:専用車でトレッキング入口(2900m)へ。トレッキング・スタッフととともに、スタート。霊峰パドレヨ峰(5791m)を望みながら、アプリマク渓谷のキャンプ(1900m)へ。
徒歩約7時間・約18km

2日目:マランパタ渓谷(3100m)を越えて、チョケキラオ・キャンプ(3050m)へ。
徒歩約8時間・約14km

3日目:終日、チョケキラオ遺跡に滞在します。希望があれば、パクチャイヨ遺跡やパラクテパタ遺跡へ。

4日目:往路を戻り、アプリマク渓谷のキャンプ(1900m)へ。
徒歩約7時間・約14km

5日目:トレイル入口へ。徒歩約8時間・約18km
専用車に乗り換えて、クスコに戻る。
夜、クスコ着

モデルプラン②:チョケキラオ3泊4日トレッキング

1日目:専用車でトレッキング入口(2900m)へ。トレッキング・スタッフととともに、スタート。霊峰パドレヨ峰(5791m)を望みながら、アプリマク渓谷のキャンプ(1650m)へ。
徒歩約7時間・約18km

2日目:マランパタ渓谷(3100m)を越えて、チョケキラオ・キャンプ(3050m)へ。
徒歩約8時間・約14km

3日目:
午前、「チョケキラオ遺跡」に滞在。
昼、往路を戻り、アプリマク渓谷のチキスカ(1900m)へ。
徒歩約8時間・約14km

4日目:トレイル入口へ。徒歩約7時間・約18km
専用車に乗り換えて、クスコに戻る。
夜、クスコ着

関連ページ:ペルー

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