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風景写真家・松井章のブログ

ギアナ高地の新プラン:グランサバナ・ロライマ展望とエンジェルフォール


南米大陸で屈指の秘境・ベネズエラのギアナ高地の新プランを作りました。大草原グラン・サバナでテーブルマウンテン「ロライマ」を望み、世界最大落差の滝「エンジェルフォール」では、間近の山小屋で1泊します。先住民ペモン族の集落に宿泊しながら、ギアナ高地の名勝を巡るツアーです。
ツアーは、全行程で現地英語ガイドが同行します。

グランサバナ最美のテーブルマウンテン:ロライマ

ギアナ高地といえば、密林をイメージされますが、ギアナ高地には広大な草原地帯「グランサバナ」が広がります。かつて先住民ペモン族がこの地に住み始めたころに、盛んに焼き畑を行ったのが原因とも言われます。この大草原はとても展望が良く、彼方にいくつものテーブルマウンテンを望めるでしょう。その中でも一際美しい山容が、ロライマ山とクケナン山です。

ツアーでは、先住民ペモン族の集落に宿泊しながら、ロライマとクケナンを望む草原をハイキングします。先住民ペモン族の集落に2~3泊しながら、グランサバナの展望台や滝、奇岩地帯などを巡ります。

世界最大落差の滝:エンジェルフォール

グランサバナを周遊した後で、セスナ機に乗り、密林に孤立したカナイマ村へ向かいます。カナイマ村はエンジェルフォールへの玄関口となる村で、美しいラグーンで有名です。カナイマのラグーンで巨大な滝の裏に入ったり散策しながら、エンジェルフォールを目指します。
エンジェルフォールには、船外機付きのボートに乗り、ギアナ高地最大のテーブルマウンテン・アウヤンテプイの奥地へ遡ります。ここでは水の色は真っ赤なのに驚くでしょう。ギアナ高地では密林の木々から染み出るタンニンの影響で、水は赤いのです。

エンジェルフォール間近の岸に上陸して、約1時間のハイキングで辿り着くのがエンジェルフォール展望台です。エンジェルフォール直下の大展望を楽しみ、宿泊は間近の山小屋でハンモック泊をします。この山小屋に宿泊することで、朝日や夕日のエンジェルフォールを望めます。

モデルプラン

1日目:日本/マイアミ
2日目:マイアミ/バルセロナ→プエルトオルダス
バルセロナ着後、専用車でプエルトオルダスへ。

3日目:プエルトオルダス→カナイマ
セスナ機または双発機で、エンジェルフォールの基点・カナイマへ。着後、カナイマ・ラグーンのサポの滝などを訪れます

4日目:カナイマ→エンジェルフォール
船外機付きのカヌーで、上流のエンジェルフォールへ(所要約4時間)。宿泊する山小屋に荷物を置き、エンジェルフォール直下の展望台へハイキングします(徒歩約1時間)。宿泊は、エンジェルフォール近くの山小屋でハンモック泊
5日目:エンジェルフォール→カナイマ
船で、カナイマに戻ります。午後は自由行動

5日目:カナイマ→ルエパ→サンフランシスコ・デ・ユルアニ
朝、「エンジェルフォール遊覧飛行(オプショナル)」
午前、セスナ機で、ルエパへ。ギアナ高地の大草原地帯グランサバナを巡ります。滝や展望台などを巡り、先住民ペモン族の小さな村サンフランシスコ・デ・ユルアニに宿泊します。

6日目:グラン・サバナ
ギアナ高地で最も美しい2つのテーブルマウンテン、ロライマとクケナンを望むハイキングをします(徒歩約6時間)

7日目:グラン・サバナ→プエルトオルダス
専用車でプエルトオルダスへ(所要約9時間)。

8日目:プエルトオルダス→バルセロナ/マイアミ
9日目:マイアミ→
10日目:日本帰着

関連ページ:ギアナ高地

ボリビア・ティワナク遺跡と先インカ時代の謎

新プラン「エンジェルフォールとブラジル・レンソイス周遊」

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