Loading

風景写真家・松井章のブログ

地平線まで白い大氷原に辿り着く

1.jpg

パタゴニア南部氷原(大陸氷床)

大陸氷床に上がると、世界は実にシンプルとなる
“見る”と“聴く”という感覚も極端に単調となり、ある意味では研ぎ澄まされると思う
見ると言っても、大氷原にある色は白と青がほとんどで、
聴くと言っても、足音と風の音だけが聴こえる
とても美しい所だが、苛烈なのだ
大陸氷床に来るためには、必要とされる体力や経験値も高い
なによりも、天候が一度荒れれば敗退や停滞も十分あり得る過酷な場所だ
天候に恵まれる運が、きっと決め手となるだろう
そのような苛烈に無情な環境ではあるが、晴れて大陸氷床に辿りつけば、そこには、
とてつもない景色が待っている
2.jpg
3.jpg

天空の氷原を目指して:パタゴニア南部氷原

氷河の成り立ちを辿る壮大なトレッキング:パタゴニア氷原

関連記事

  1. 新写真集「パタゴニア」発刊のお知らせ:6月の販売開始

    2019.05.14
  2. アートフォト・ギャラリー「1x」選出作品:グレイシャー・ホール

    2022.08.21
  3. パタゴニアの氷河谷と「擦痕(さっこん)」

    2022.03.14
  4. パタゴニアの秋:南極ブナの森で(フィッツロイ山麓 エルチャルテン村)

    2017.01.19
  5. パタゴニア・アドベンチャー・クルーズ「アウストラリス号 5日間」

    2014.12.11
  6. 【悠久の南米大陸】NHKラジオ「まいにちスペイン語」5月号

    2021.06.20
パタゴニア
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP