Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア・ウプサラ氷河の後退と氷河谷

11.JPG
南部パタゴニアのロス・グラシアレス国立公園のウプサラ氷河は、この国立公園では2番目に面積の大きい765㎢の氷河です。
無数に流れ落ちる氷河の源に当たる広大な大陸氷床の中で、氷河がどこから始まるかの線引きには少し難しさを感じます。実際に氷床を歩いている時に、気付いたら地理上はビエドマ氷河の上を歩いていた経験があるからです。
ウプサラ氷河は、1908年に地質学者のP.D.クエンサルによって命名されました。クエンサルの氷河研究に資金提供をしていた大学のある、スウェーデンの都市名“ウプサラ”に由来します。
氷河の後退の速度は著しく、上部の写真で分かる通り80年ほどでも大幅に後退しています。その後退した距離は20kmと言われるほどです。
この写真は、氷河の東岸の大部分を所有するクリスティーナ牧場のウプサラ氷河の展望台近く、避難小屋で撮った写真です。この避難小屋もかつては氷河研究のために建設されたものでした。その避難小屋の目の前にも氷河があったそうですが、今では下部の写真の通り荒涼とした月面のような風景が広がるだけです。
いかに氷河の後退のスピードが速いかを体験できる場所です。
44.JPG
月面のような荒涼とした光景
33.JPG
22.JPG

テント泊トレッキングの装備:テルモスと耐熱性ボトル

海外トレッキングの道具:車輪付ダッフルバッグ

関連記事

  1. 名峰フィッツロイの風景:草原からの遠望(パタゴニア)

    2022.05.25
  2. フォト・ギャラリー「パタゴニア」:新ページのご案内

    2020.04.20
  3. Exposición fotográfica de Akira Matsui &…

    2024.11.25
  4. マルコーニ峠の氷河谷に散らばる化石

    2015.05.22
  5. 日本人が貢献した「チリ・サーモン」の歴史③

    2014.12.30
  6. チリ・サーモンの原点:開拓時代の移植の歴史①

    2014.12.23
パタゴニア

キーワード検索

2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP