Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアで最も愛される木の実:カラファテ

1.jpg
「カラファテの実を食べると、再びパタゴニアに戻って来る」と言われて、パタゴニアで最も愛されている植物は、メギ科のカラファテだ。
初夏の1月頃には、カラファテは実を付けて、晩夏に向けて少しずつ大きくなっていく。
3月は、カラファテの熟れる季節だ。
枝には鋭い棘が付いているので、収穫は気を使う作業となる。茂みを抜ける時にも注意が必要だ。薄地の服やダウンであれば破れてしまう可能性がある。
極北で言えばブルーベリーのような存在で、ジャムやアイスなどいろいろ加工されている。
収穫しているとついつい摘まんでしまうので、手や服が青く染まってしまう時がある。
カラファテの収穫の季節が終わると、秋はいよいよ深まって行く。
*Calafate (Palo amarillo): Berberis microphylla
*Calafate Enano (Zarcilla): Berberis empetrifolia
2.jpg
3.jpg

パタゴニアの氷河の痕跡:迷子石

パタゴニアのプロテア:真紅の花「ノトロ」

関連記事

  1. パタゴニアの風の造形:レンズ雲と斜めの木

    2019.05.08
  2. 南米の伝統料理:エンパナーダ(ミートパイ)

    2017.12.23
  3. 山岳写真撮影:ペオエ湖畔でパイネ山群を定点観測

    2015.03.25
  4. 南米各国で異なるスペイン語:アルゼンチンの訛り

    2019.03.18
  5. ブエノスアイレスの魅力を伝えるオンライン企画<BA Style>

    2021.12.26
  6. 【パタゴニア】旅する気分を感じるために

    2013.02.21
パタゴニア
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP