Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの牧童ガウチョの騎馬祭:ヒネテアーダ

1.jpg
2月上旬のパタゴニアでは、太陽は22:00頃過ぎにやっと沈み、しっかりと暗くなるのは0時を過ぎてからです。
短い夏を惜しむかのように、各地でお祭りが開催されます。
カラファテで見学したお祭りは、ヒネティアーダというガウチョの騎馬祭です。騎手はポンチョや民族衣装に身を包み、お祭りの競技では女の子や子供まで参加しています。
牧童“ガウチョ”は、アルゼンチンの歴史の中で誇らしい存在であり、日本でいえば武士のようなシンボルです。アルゼンチン、そしてパタゴニアでは、乗馬は長く生活に直結していたので、ブエノスアイレス在住の人でも乗馬はできるものです。
通常の南米のお祭り(カーニバル)と違うのは、熱気はあるのですが、お祭り騒ぎではなく、あくまで競技を見るのが趣旨です。
見学者には、私達以外に外国人らしき人は見かけなかったので、ローカルなお祭りだったのでしょう。
真剣に競技を行うガウチョの横には、子供のガウチョが練習していたり、会場を囲む観客席からも熱気というほどのものは伝わらず、のどかに夏のひと時を伝統行事の中で楽しんでいるようでした。
6.JPG
2.JPG
3.jpg
4.JPG
5.JPG
6.4.jpg
7.JPG
8.jpg
9.jpg

パタゴニアのシンボル:黄金色のコイロン草と羊

乾季・ウユニ塩湖:塩の大平原の彼方へ

関連記事

  1. ウプサラ氷河とクリスティーナ牧場⑧氷河谷の痕跡-パタゴニア

    2015.11.02
  2. パイネ国立公園でグアナコを撮影するために

    2015.02.28
  3. パタゴニア-マゼラン海峡の最果ての町、プンタアレナス

    2016.04.10
  4. フィッツロイ峰の山麓で楽しむ、早朝の色彩美:パタゴニア

    2015.06.18
  5. 白夜のパタゴニア:フィッツロイ峰で望む長い夕日

    2017.05.10
  6. 2011パタゴニア旅行 ①中部パタゴニア

    2012.01.08
パタゴニア
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP