Loading

風景写真家・松井章のブログ

「煙を吐く山」と呼ばれたフィッツロイ峰を覆う雲

1.jpg
かつて先住民に「煙を吐く山」という意味で、フィッツロイは“チャルテン”と呼ばれていました。そして、大航海時代に訪れたヨーロッパ人も、フィッツロイを活火山と考える時代が長く続きました。
晴れていたフィッツロイの山頂部に小さく湧いた雲は、いつまでも消えず徐々に大きくなり、フィッツロイを覆っていくことがあります。このようにフィッツロイに雲が現れると、なかなか雲は消えないものです。我慢比べのような状態になり、何時間も眺めていても一向に状況は変わらず、取り巻き動き続ける雲を延々と眺める日もあります。
時に、フィツロイの全体を望むためには、何日も待つこともあります。
2.jpg
3.jpg

牙を剥くパタゴニアの暴風:フィッツロイ峰にて

姿形を変えて環境に対応する南極ブナ:秋のパタゴニア

関連記事

  1. パタゴニアのキノコ②:南極ブナの大きなコブの秘密

    2015.09.11
  2. パタゴニアの牧童ガウチョの騎馬祭:ヒネテアーダ

    2015.03.09
  3. パタゴニアの名峰フィッツロイの何十年も変わらない風景

    2025.01.22
  4. フィッツロイ峰の奇跡のような美しさ(パタゴニア)

    2017.10.20
  5. パイネ国立公園:トレッキングと撮影、どちらを中心にするか

    2015.02.09
  6. 雪が降るたびに深化する紅葉:フィッツロイ山麓にて

    2014.03.31
パタゴニア
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP