Loading

風景写真家・松井章のブログ

レンソイス砂漠の造形美:極小の風紋と極大の砂丘(ブラジル)

1.jpg
晴れた昼間のブラジル・レンソイス砂漠には、真っ白な純白の砂丘が広がります。白い砂は石英です。高さ20メートル前後の砂丘が延々と波打つように連なり、レンソイスの語源の通り、風に揺れる巨大な“シーツ”をイメージさせます。

乾季の砂漠とはいえ、時には雨が少し降ったりします。雨が染み込むと、真っ白の砂漠も少し黄土色に変わり、表面は固くなります。

そこにレンソイスならではの強い風が吹き始めると、何か一定のリズムでもあるかのように砂漠の表面を削り、見事な風紋が生まれます。

北東の大西洋から強風が吹き続けるレンソイスでは、こうして小さな風紋から、巨大な砂丘までを作りあげています。
2.jpg

ブラジル:エリア紹介ページ

関連動画:レンソイス縦断トレッキング3日間

3.jpg
5.jpg
6.jpg
4.jpg

レンソイスの野鳥:プレギサス川の赤い鳥“ショウジョウトキ”

レンソイス砂漠:2万個の湖の華麗な色彩変化(ブラジル)

関連記事

  1. レンソイス砂漠に生きる先住民のルーツ

    2014.08.12
  2. 【動画】世界最大「イグアスの滝」/アルゼンチン・ブラジル絶景旅行ガイド

    2019.09.22
  3. Exposição fotográfica “Lençóis Maranhens…

    2025.03.03
  4. レンソイス縦走トレッキング:2015年のベストシーズンとは

    2014.12.19
  5. レンソイス砂漠トレッキング・ツアー2019③:無限の連鎖の果て

    2019.11.21
  6. 3日間でたった一度!レンソイス砂漠で人とすれ違う奇跡

    2015.04.09
パタゴニア
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP