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アンデス山脈の黄昏:氷雪が湛える魔法の色彩 -ペルー・ブランカ山群

ペルー・ブランカ山群で望む、ワンツァン峰(6395m)の夕景。

刻々と変化する景色の色彩を見つめるのは、この上ない喜びだ。
それはとても原初的で純粋な感嘆なのだと自身で感じることができるだろう

アンデス山脈でひときわ高峰が集まるペルー・ブランカ山群では、朝夕の薄明・薄暮の黄昏時が特にダイナミックだ。

5000-6000m級の高峰が集まるペルー、ボリビア、そしてエクアドルの高原は、ほぼ赤道直下に位置する。
南の島で感動的な夕日をよく目にするように、緯度の低い赤道付近では、短いが一瞬に燃えるような激しい夕日が全天を赤く染めることがある。
アンデスの高原にも同じように、強烈な夕日が訪れることがよくあるのだ。

ワンドイ峰の夕景。<左>西峰(6356m)、<右>南峰(6160m)

夕日の後も、空や山や大地の色彩の変化は続く
日が没してからの黄昏の時間帯は、徐々に世界が暖色から寒色へと変化していく魔法のような瞬間だ。

滲み出るような静かな蒼さは、太平洋から流れてきた湿った西風の色でもある。

当たりが暗闇に包まれても、氷雪の峰々は静かに天空に浮かび上がる。

微妙で繊細な色の変化を見届けるには、自分自身もこの自然の劇場の舞台に入り込み、身を浸すように準備をする必要がある。
訪れるかどうかはその日の天候と運に大きく左右されるが、それでも幻想的な瞬間を待つ時間を持ちたいものだ。

アンデスの山の幸:ルピナスのセビーチェ

《動画:ブラジル》水晶の白砂漠「レンソイス」へ

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