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「天空の鏡」雨季・ウユニ塩湖の魅力(ボリビア旅行)

岐阜県と同じ面積の世界一の塩湖:ウユニ

ウユニ塩湖は岐阜県とほぼ同じ面積の広大な塩の大平原です。岐阜県に匹敵する面積で、世界で最も大きな塩湖でもあります。標高3700mの高原に広がるウユニ塩湖が、かつて海の底にあったことはにわかに想像しにくいことでしょう。

長い時間をかけて隆起しながら、内陸に閉じ込められた海の成れの果てが「ウユニ塩湖」の大塩原なのです。この塩の大平原は高低差がほとんどない正真正銘の真っ平(水平)であることから、雨季の約4か月ほどの間、大塩原には水が薄く張ります。その時期の降水量にもよりますが、均一に10~20㎝ほどの水が張ることが、鏡張のウユニ塩湖を演出する大事な条件となります。

この塩の平原は、無限の食塩の産地であり、今でもボリビアの食卓を支えています。濃い味の塩は料理にぴったりなので、お土産としてもとても喜ばれます。この塩湖の塩を舐めて育つラクダ科のリャマやアルパカなども、とても美味に育ちます。地下には、リチウムという天然資源が眠ります。その埋蔵量は世界の半分以上ともいわれ、世界最貧国に数えられるボリビアにとって、ウユニ塩湖は観光資源だけではなく、天然資源としても国を支えるほどに重要なのです

湖面が鏡張りに反射する条件

水面が鏡のように反射するには無風が必須条件ですが、水深が浅いほどに水面は揺れにくくなります。つまり多少の風が吹いても波風は立たず、鏡の状態を維持できるのです。ウユニ塩湖がこれほど広大な水面で鏡張を維持できるのは、その絶妙な水深(5~10㎝が理想的)が一役買っていることが理解できるでしょう。

近年の気象変動の影響で、水が貯まる時期は予想しづらいのですが、平均的には、12月下旬~3月下旬くらいが雨季ウユニ塩湖のシーズンとなります。鏡張の状態になるには、水が多すぎ、確実に薄く張るという条件が大事です。
4月~11月の乾季は、地平線まで広がる大塩原を疾走します。地平線まで続く塩の平原を旅するのは、雨季とは異なる魅力で欧米人には乾季の方が人気があります。

半年前から満室?「塩のホテル」

この時期は、日本人の旅行者が殺到する繁忙期です。宿泊する場所は、大きく分けると2つとなります。ウユニ町のホテルか、「塩のホテル」です。
ウユニ町は塩湖から約30~40分ほど離れているので、アクセスが遠いのがデメリットです。これに比べて、「塩のホテル」は塩湖の畔にあるので、ウユニ塩湖を窓から見ることができます。「塩のホテル」は3軒しかないので、雨季のシーズン中は満室が多いが、それだけ人気がある理由もあるわけです。一日中ウユニ塩湖に浸りたいのであれば、迷わず「塩のホテル」をお勧めします。
わずか3軒のホテルですので、すでに1年~半年前から満室の日が多数出ていますので、早めの確保が重要です。

ウユニ塩湖の滞在日数

雨季のウユニ塩湖は、その大半が水没しているために、地盤がゆるく危険な箇所も多いです。
そのために、入域できるのは一部の地域のみです。この時期は多くのほぼ同じ場所に行くことになるので、何日もかけて塩湖を巡ることはできません。2日間いたとしても訪れる場所は同じです。行ける範囲は広くはないので、条件が良ければ、一日で十分です。しかし、雨季は雲が多い季節です。天候が崩れる時には風も吹きます。

天候に恵まれない可能性も踏まえると、丸2日間は最低でもウユニ塩湖の滞在期間とすべきでしょう。

現在、ラパス/ウユニ間の国内線は、朝・昼・夕と数便が飛んでいるので、1泊2日でも丸2日間をウユニ塩湖で過ごすことが可能です。

ウユニ塩湖で最も美しい時間:夕日と星空

ウユニ塩湖で最も美しい時間帯は夕日です。そして夕日の後で訪れる星空の時間も欠かせません。満天の星空が鏡張で反射するれば、まるで自分が宇宙空間を浮遊しているかのような光景となるでしょう。

天候と風という2つの条件が揃う必要があるので、十分にウユニ塩湖では時間を取るようにして、じっくりとタイミングを待ちたいものです。

新たなツーリスト:南米で注目されるウユニ塩湖

入道雲に夕日が当たり、それが鏡張のウユニ塩湖に反射しているような風景に出会えたならば、最も良い瞬間に立ち会えたといえるでしょう。この絶景は、いま南米内の人々が注目しています。ブラジル、チリ、アルゼンチンの人々が雨季・ウユニ塩湖を目指してやってきています。

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