Loading

風景写真家・松井章のブログ

「煙を吐く山」と呼ばれたフィッツロイ峰を覆う雲

1.jpg
かつて先住民に「煙を吐く山」という意味で、フィッツロイは“チャルテン”と呼ばれていました。そして、大航海時代に訪れたヨーロッパ人も、フィッツロイを活火山と考える時代が長く続きました。
晴れていたフィッツロイの山頂部に小さく湧いた雲は、いつまでも消えず徐々に大きくなり、フィッツロイを覆っていくことがあります。このようにフィッツロイに雲が現れると、なかなか雲は消えないものです。我慢比べのような状態になり、何時間も眺めていても一向に状況は変わらず、取り巻き動き続ける雲を延々と眺める日もあります。
時に、フィツロイの全体を望むためには、何日も待つこともあります。
2.jpg
3.jpg

牙を剥くパタゴニアの暴風:フィッツロイ峰にて

姿形を変えて環境に対応する南極ブナ:秋のパタゴニア

関連記事

  1. 【動画】パタゴニアで最も愛される植物「カラファテ」

    2021.08.20
  2. パタゴニアの美食「羊」:アルゼンチン伝統料理アサード

    2018.10.11
  3. 探検家?アゴスティーニ神父

    2010.08.08
  4. 世界一おいしい羊は、パタゴニア産です

    2012.07.30
  5. パタゴニアの花・ワイルドフラワー①:最も愛される花「カラファテ」

    2018.06.14
  6. パタゴニア開拓史:氷河の思わぬ前進に翻弄される①

    2014.03.10
パタゴニア
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP