Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア南部氷原:ウエムル峠を越えて、ビエドマ湖へ

1.jpg
2.jpg

パタゴニア南部氷原(大陸氷床)

ビエドマ氷河の歴史を辿る壮大なトレッキングも、ビエドマ湖で終了となる。
ウエムル峠を越えると展望も大きく変わる。
氷河と山の展望から、地平線まで広がる草原の展望へと変化するのだ。
コンドルが舞う谷間をおそるおそる覗くと、眼下にビエドマ氷河の末端部が見えた。
氷河の水源地となる大陸氷床のセロトーレ周辺部から、末端までの約30キロほどの距離で、氷河の表情は刻々と変化していった。
そうして最後に、ビエドマ氷河はビエドマ湖に没することになる。
広大な大氷原から流れ出た氷河は、狭い谷を大変な圧力とともに流れて行く。
それが氷河谷だ。
近い未来にこのビエドマ氷河も後退して、美しい谷が生まれるのかもしれない。
3.jpg
4.jpg
6.jpg
5.jpg

パタゴニア南部氷原:ビエドマ氷河とデル・ビエント峠

フィッツロイ山麓:チャルテン村の裏山へ①

関連記事

  1. パタゴニアの民族史①

    2013.01.31
  2. パタゴニアの秋:フィッツロイで過ごす、荒天の停滞日

    2016.03.29
  3. フィッツロイ峰が紅葉に染まる:秋のパタゴニア(エル・チャルテン村)

    2017.01.23
  4. パタゴニアのフィッツロイ峰を望む撮影ベスト・ポイント

    2016.09.10
  5. パタゴニアの秋:南極ブナの森で(フィッツロイ山麓 エルチャルテン村)

    2017.01.19
  6. 月光に浮かぶフィッツロイ峰:パタゴニア・チャルテン村

    2020.02.10
パタゴニア
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP