Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア氷原を取り巻く、この世あらざる景色

1.jpg
台風のような嵐の翌日、雨雲は飛び去り、パタゴニア南部氷原(大陸氷床)では珍しい“晴天”が訪れた
風の音が消え去り、聞こえる音は雪を踏みしめる足音だけの静寂で、耳鳴りが気になるほどだった。
東西は屏風のように屹立するアンデス山脈に挟まれて、氷原は南北に果てしなく続く
「直観とは魂でものを見ることだ」という言葉がある
全ての出会いは、この直観に多分に突き動かされるものだろう。
なぜこの異界との接点のようなパタゴニアに惹かれるのかも、その直観によるものだ
そうであれば、世界の細部に宿る何かに反応する自分の直観こそが、神様なのかもしれない
天国のような真っ白な雪原で、山と大空を見上げていると、こうしてパタゴニアにいる自分が不思議に思えてならないのだ
2.jpg
3.jpg
4.jpg

フィッツロイ山麓の清冽な水を飲む

パタゴニア氷原の上空に現れる幽玄な雲

関連記事

  1. 世界で3番目に大きな氷塊:パタゴニア南部氷原

    2019.12.10
  2. 写真を展示:小川清美 写真教室『はじめの一歩写真展』

    2017.10.03
  3. 2011パタゴニア旅行 ⑦フィッツロイ(その一)

    2012.02.19
  4. 雪が降るたびに深化する紅葉:フィッツロイ山麓にて

    2014.03.31
  5. サンマルティン湖の牧童・ガウチョ(パタゴニア)

    2016.05.28
  6. 前進するペリト・モレノ氷河が作る氷のアーチ

    2015.04.20
パタゴニア
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP