Loading

PHOTO-BLOG

ウプサラ氷河とクリスティーナ牧場⑥ 氷河後退の痕跡

1.jpg
ウプサラ氷河の展望台は、クリスティーナ牧場の裏山にある。
往路は車で行き、復路はトレイルを歩いて下りるのがお勧めだ。
車で20分ほど斜面を登ると、すぐに樹林帯を抜けて岩盤がむき出しの荒涼とした風景に変わる。
地球の歴史のスパンで考えれば、ついさっきまで、ここは氷河に覆われていたのだ。
展望台の丘の近くで車を降りて、最後は歩いて登る。
途中に一軒の避難小屋がある。
80年ほど前は、この避難小屋の周りも氷河に覆われていた。その氷河調査のために使われていたのだ。今は避難小屋の周囲には全く氷河はなく、岩がむき出しの谷が広がるだけだ。
ウプサラ氷河の後退は、パタゴニアでも特に早いことで有名だ。
避難小屋の中には、当時のウプサラ氷河を撮影した貴重な写真が置かれている。
1931年と2006年の比較写真は、特に衝撃を受けるだろう。
避難小屋を出て、最後の岩の斜面を登って行くと、徐々にウプサラ氷河が見えてきた。
2.jpg
3.jpg
4.jpg
5.jpg

関連ページ

数千年の歴史をもつテウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」①... 先住民テウエルチェ族は、かつてパタゴニアに広く住んでいた大きな部族だ。南はマゼラン海峡から北は中部パタゴニアまで南北約1,000キロほどになる。 「手の洞窟」は、彼らの遺した数少ない遺物の一つだ。 岩屋(または洞窟)の壁面に、手形が描かれている。これは手を壁に当てて、鉱物の絵の具を吹き付ける...
アルゼンチン・パタゴニアの牧童「ガウチョ」の騎馬祭... アルゼンチンのシンボルともいえる大草原パンパは、日本では「母をたずねて三千里」で有名です。 大草原パンパと草原を駆けるガウチョは、アルゼンチンの根っこであり、国のアイデンティティです。 あまりにも広大なアルゼンチンの国土に広がる草原で、普段の牧童ガウチョは孤独に自然と対峙しています。...
パタゴニア:国道40号線を北上、フィッツロイへ... 南部パタゴニアの基点の町・カラファテから、国道40号線を北上して、フィッツロイ山麓のチャルテン村へ。 パタゴニアの天気はある意味では分かりやすく、アンデス山脈から東に離れるほどに、目で分かるほどに乾燥して行きます。 カラファテで晴れていても、アンデスに接するフィッツロイ山麓では天候が全く...
ウプサラ氷河とクリスティーナ牧場⑦ 氷河展望の丘... ウプサラ氷河の展望台へ、尾根筋に出ると強烈な風が西から吹いてくる。 風に倒されないように体を傾けながら前方を望むと、ウプサラ氷河が見えてきた。 ここから10キロも西に行けば、広大な大陸氷床が南北に広がるのだ。 たった80年前、この展望台の下の谷は、厚い氷河に埋め尽くされるように覆われて...
メリノウールの毛刈り行程:パタゴニア... 一頭の羊から取れる羊毛は、約4キロほどだ。 育つ土地の豊かさにより一頭から収穫できる羊毛の量も異なってくる。 刈られた毛は、作業台の上に乗せられて、すぐに選別される。 条件の良い毛から等級にいくつか分けて行くのだ。 こうして選別された等級ごとに、羊毛はブロック状に圧縮されて倉庫に積まれて...
クリスティーナ牧場⑤広大な敷地で贅沢な滞在... クリスティーナ牧場は、広大な敷地の中にたった3棟だけのキャビンを持っている。 1棟に2部屋あるので、全部で6部屋しかない。 宿泊者は最大でも12~16名しか泊まれないのだ。 夏のハイシーズンには、満室の日が多いのは当然といえば当然だろう。 ウプサラ氷河を陸地から展望できるのは、牧場の敷地...

クリスティーナ牧場⑤広大な敷地で贅沢な滞在

ウプサラ氷河とクリスティーナ牧場⑦ 氷河展望の丘

パタゴニア

関連記事

  1. アマルガ湖に映り込むパイネ山群/チリ・パタゴニア

    2016.05.06
  2. 果てしない大雪原を歩く:パタゴニア南部氷原③

    2014.09.12
  3. 2011パタゴニア旅行 ⑤ヘルシンガー牧場(その一)

    2012.02.05
  4. 中部パタゴニア:セロ・カスティージョから、ヘネラル・カレーラ湖へ

    2015.08.15
  5. パタゴニアの牧童ガウチョの騎馬祭:ヒネテアーダ

    2015.03.09
  6. パタゴニア:国道40号線を北上、フィッツロイへ

    2016.03.31
2019年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

パタゴニア

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP