ウプサラ氷河を目指し、アルゼンチン湖の北西端“ノルテ水道”を北上する。
湖の両幅が狭くなるころから、多くの氷塊が現れる。
氷塊の美しい青に魅入ってしまう。
氷塊の元は、ウプサラ氷河だ。
この１００年ほどで加速度的に後退していることで有名だ。
映画「不都合な真実」では、温暖化の象徴として取り上げられている。
空を見上げれば、奇妙な雲が浮かんでいる。
レンズ雲だ。
上空の風が強い時に発生する高積雲で、パタゴニアでは不思議なレンズ雲がたくさん現れる。
船は氷塊を避けながら進み、奥にウプサラ氷河が見えてきた。
ウプサラ氷河の末端は氷塊が多く、船では近づくことができない。
水道の分岐で、氷塊で埋まるウプサラ水道とノルテ水道に分かれる。
船は右のノルテ水道を北上し、突き当りの湾にある「クリスティーナ牧場」を目指す。
関連記事
-
セロトーレ峰を鮮やかに染めるモルゲンロート
2014.04.11 -
《山岳写真》パタゴニア・フィッツロイ峰と星の軌跡
2018.08.27 -
「秋のパタゴニア」トレッキング・ツアー添乗から帰国しました
2018.04.24 -
パタゴニアの花「サクラソウ」：ワイルドフラワー編
2015.09.09 -
パタゴニア-マゼラン海峡の最果ての町、プンタアレナス
2016.04.10 -
フィッツロイ峰の奇跡のような美しさ（パタゴニア）
2017.10.20
