Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの花:マメ科の薬草「パラメーラ」-ワイルドフラワー編

1.jpg
マメ科の「パラメーラ」は、パタゴニアであれば、どこでも目にする植物だ。
春には黄色い花を付ける。
葉は他の多くのマメ科と同じく羽状複葉であるのだが、パラメーラは少し独特だ。
多肉質で、葉の先端から粘液を出している。
その粘液により、葉に触ると皮膚に絡みつくようで手はベトベトになる。強い臭いも出しているので、必要がなければ触らないようにしている。
この植物は薬草でもある。
葉をちぎり湯に入れると、お茶になる。そのお茶は胃腸に良いのだとか。
これはよく聞く話なのだが、それを実践する人をまだ一度も見たことがないのだ。
*Palamera: Adesmia boroniodes
2.jpg
4.jpg
3.jpg

パタゴニア・マルガリータの花畑:パイネ国立公園のワイルドフラワー

春の中部パタゴニア・アイセン地方に咲き乱れる:サクランボの花

関連記事

  1. 大雪原を歩きセロトーレへ:パタゴニア南部氷原④

    2014.09.18
  2. パタゴニアの絶景:朝日に輝くフィッツロイ峰を望む

    2018.08.03
  3. パタゴニアのフィッツロイ峰を望む撮影ベスト・ポイント

    2016.09.10
  4. パタゴニア先住民:テウェルチェ族の歴史と「手の洞窟」

    2021.08.07
  5. 「パタゴニア南部氷床トレッキング」、動画を作成しました!

    2013.05.02
  6. 「キャンプ用マテ茶セット」の実用性

    2012.04.13
パタゴニア
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP