Loading

風景写真家・松井章のブログ

セロトーレの氷河湖で待つ黎明と朝日:パタゴニア

1.jpg
未明の真っ暗闇の中、トーレ湖のモレーンを登る。
湖の畔にたたずみ、セロトーレが真っ赤になるモルゲンロートを待ちます。
フィッツロイ山群でも特に風が強いセロトーレで、耳が痛くなるような静寂の中で夜明けを待てるのは、めったにない幸運です。
日中は多くのトレッカーが訪れるトレイルも、夜明けの時間には、ほぼ無人です。
星空が徐々に白けて行き太陽が出るまでの時間が、地球が最も静かな時間帯なのかもしれません。
誰もいない静寂の中で、セロトーレを望む。人生で幾度もない幸福な時間の一つです。
2.jpg
3.jpg

前進するペリト・モレノ氷河が作る氷のアーチ

フィッツロイ山麓:コンドル湖のプライベート・ロッジ①

関連記事

  1. パタゴニア:正確な天気予報とガイドの経験

    2014.04.19
  2. 野生動物を撮るコツ:パタゴニアのグアナコ

    2019.08.07
  3. 写真展:南米大陸の幻想風景/松井章写真展 ~The Dynamic Earth:…

    2021.04.03
  4. マルコーニ峠の氷河谷に散らばる化石

    2015.05.22
  5. 嵐の予兆はセレトーレから始まる:パタゴニア

    2015.06.07
  6. トーレス・デル・パイネ峰と山上の湖/パタゴニア

    2016.12.15
パタゴニア
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP