Loading

風景写真家・松井章のブログ

インカの天然染料:ウチワサボテンの虫、コチニージャ

1.JPG


2.JPG
インカ帝国末裔のケチュア族・アイマラ族は、色彩豊かな民族衣装をまといます。
鮮やかな色の元は、もちろんかつては全て天然でした。
たとえば、サボテンに付く虫・コチニージャ(コチニール・カイガラムシ)からは、“赤”の染料が取れます。
ウチワ・サボテンが白くなっている場所をよく見ると小さな虫がたくさん張り付いています。
この虫を集めて、すり潰して、赤紫色の体液を集めます。
そして、ぐつぐつと熱湯で染色をすると、鮮やかな“赤”が生まれます。
インカ時代には、このコチニージャは養殖されていたそうですが、元をたどれば、はるか昔のプレ・インカから続く古代の伝統法なのでしょう。
3.JPG
4.JPG

ブラジル・レンソイス砂漠:旅の3つのポイント

マチュピチュの軽ハイキング・ルート:「太陽の門」

関連記事

  1. ペルー料理の食材「唐辛子」の天日干し

    2023.06.09
  2. マチュピチュ遺跡へ歩く:インカトレイル・トレッキング

    2018.10.16
  3. マチュピチュ遺跡の撮影:石切場で日差しを待つ

    2015.08.05
  4. 南米アンデス山脈に生息する“4種類のラクダ”記事集

    2020.05.06
  5. プリント写真の販売はじめました

    2021.06.25
  6. 2018年ブログ人気記事セレクト

    2018.12.29
パタゴニア
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP