Loading

風景写真家・松井章のブログ

暴風圏の樹木:パタゴニアで繁栄する「南極ブナ」

1.jpg
2.jpg
“風の大地”と呼ばれるパタゴニアでは、南極ブナもまた“風”に支配されている。
春に咲く南極ブナの花の受粉の仲立ちとなるのは、風(風媒花)だ。
晩夏に熟した実は、やはり風によって広く運ばれて行く。
100年を越す大木に育った南極ブナも、最後は風によって倒される。
森を歩けば、いたるところに倒木を見るだろう。
台風のような強風の吹き荒れた日、南極ブナに大きく縦のヒビが入り、傾くのを見たことがある。
過酷な環境の中に順応した南極ブナは、風とうまく折り合いを付けて、生き残りの手段にも利用しているのだ。
3.jpg
4.jpg

パンゲア大陸に遡るパタゴニアの樹木「南極ブナ」の歴史

パタゴニアの3種類の南極ブナ①:落葉樹「レンガ」

関連記事

  1. パタゴニア/写真展「南米大陸の幻想風景」撮影エリア紹介①

    2021.03.13
  2. 2011パタゴニア旅行 ②クリスティーナ牧場

    2012.01.15
  3. 紅葉のパタゴニア:フィッツロイ峰の清流と、南極ブナの森トレッキング

    2017.01.31
  4. アートフォト・ギャラリー「1x」選出作品:フィッツロイと小さな村

    2023.04.27
  5. パタゴニア:パイネ国立公園の展望の宿で山岳写真撮影

    2016.04.20
  6. 3/19~3/28:パタゴニア・トレッキング 10日間

    2015.11.11
パタゴニア
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP