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風景写真家・松井章のブログ

ブラジル・レンソイス縦走トレッキング2019②:水晶の砂漠が秘める美

世界で稀有の絶景が秘める“美”

砂漠というと“灼熱”をイメージするものですが、レンソイス砂漠はその固定観念さえも覆します。

地下に満々と水を貯えるレンソイスでは、裸足で歩けるほどに快適に過ごせるのです。朝晩には、爽やかな風が吹き抜けるので、ハンモックで寝ていると、いつも寝過ごしてしまうほどに気持ち良いです。
優しく撫でるような風と静寂の中で眠りながらいつも思うのは、レンソイスほど気持ちよく安眠できる場所はないという確信です。

「砂漠」と「水」という対極の存在が両立するレンソイス砂漠は、世界でも稀有の存在です。

レンソイスのような「地の果て」が持つ特有の魅力は、人生を変えてしまうほどです。
それは、パタゴニア同様にレンソイスにもあります。

その言語化できない美の本性が、きっと人を魅了してしまうのでしょう。
その美しさを表現するとしたら「狂おしい」という形容詞がぴったりだなと思っています。

狂おしいほどの美に抱かれるように過ごす3日間は、地球という惑星の別次元を体験するようなものです。

▲ドローンでの空撮

▲砂漠に浮かぶ「風紋」


▲テントの上に広がる銀河




▲朝日・夕日の時間は、砂漠は静寂に包まれて、砂漠は紫色に変化する




関連ページ:レンソイス

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