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風景写真家・松井章のブログ

“パックラフトで行く”ブラジル・レンソイス横断トレッキング

テント泊トレッキング+パックラフトの魅力

ブラジル・レンソイス砂漠は、1年の中でわずか3カ月(6~8月)だけ約2万個の「幻の湖」に覆われます。水晶の砂は、日中は白く輝き、朝や夕方は橙色に輝きます。カラフルな湖の色も、この水晶の砂による光の反射が影響しているのです。
この異次元的な絶景の砂漠をテント泊で横断するのが、レンソイス・トレッキングです。

弊社では、このトレッキングに「パックラフト」を持っていく「テント泊パックラフト・トレッキング」の企画も可能です。
エメラルド色で輝く「幻の湖」でパックラフトを漕ぎながら、のんびりトレッキングで砂漠を横断しましょう。

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レンソイスでパックラフトを漕ぐ魅力

レンソイス砂漠でパックラフトを漕ぐ魅力は、これほど壮大な景色なのに、半径数キロにわたり無人であることです。そして、「砂漠」という「水」とは対極的な乾燥した環境下で「漕ぐ」という常識とかけ離れた体験ができるのは、世界でもレンソイス砂漠だけなのです。

誰もいない砂漠で、エメラルド色の水面にボートを浮かべて、白砂の砂漠の向こう、遠く地平線を望むことは、人生で一度できるかどうかという体験です。

現在、レンソイス国立公園でのパドリングは規制されていませんが、今後は規制される可能性もあるので、できれば早いうちに体験するとよいでしょう。

パックラフト受注生産で販売

パックラフトは各自持参していただきます。重さ約2・3キロで携帯性に優れていますので、海外に持っていくのは簡単です。
弊社でご希望のコンセプトをお聞きしてオーダーメイド仕様の受注生産で販売します。

テント泊トレッキングで歩く魅力


レンソイスを訪れる方法は、日帰り観光が一般的です。多くのツーリストははるばるレンソイスにやってきて、わずか2~3時間の滞在で夕日を見るだけです。そこには数百人のツーリストもいるので、まさに観光地という雰囲気です。

しかし、レンソイスの真の壮大な風景を望むことも可能です。ツーリストの来ない場所で、日帰りハイキングやテント泊トレッキングをすれば、そのような真の絶景を望めるでしょう。

アンディーナトラベルで特にお勧めするのは「テント泊トレッキング」です。内陸の砂漠の縁をスタートして大西洋岸まで約35キロを2泊3日、または3泊4日で歩きます。
約2万個という湖の数を体全体で感じ取るためには、自分で歩くのが最も良いです。

キャンプ地で望む満天の星空


キャンプで良いのは、星空を望めることでしょう。地平線まで視界を遮る物がないので、キャンプでは全天を覆う星空を望めます。砂丘のてっぺんに座り、「天の川」が刻々と回転するのを見つめていると、時間はあっという間に過ぎていきます。

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レンソイスの爽やかな気候


砂漠というと、灼熱をイメージしますが、レンソイス砂漠の地下には膨大な水が蓄えられていますので、割と涼しいです。砂地も冷えているので、トレッキング中は裸足で歩きます。

夕方や夜の風は爽やかで心地よく、砂漠のオアシスでハンモックで眠るときには、あまりにも快適なことに驚くでしょう。

ロバによる荷物の運搬システム


レンソイス横断トレッキングでは、荷物の大半はロバが運びます。パックラフトも同様に、ロバが運びますので、必要最低限の荷物だけを背負いトレッキングすることができます。ロバは常に一緒に歩きますので、パックラフトを漕ぎたいときには、いつでも荷物を下ろすことができます。

添乗員(ツアーリーダー)同行ツアー

アンディーナトラベルでは、添乗員(ツアーリーダー)が全行程同行するツアーを企画・手配しています。現地でのツアー進行を始め、トレッキング・スタッフとの折衝もすべてツアーリーダーが行います。

※ツアーリーダーとは、添乗員という職務に加えて、自然相手のトレッキングではグループをリードする役目も担います。ツアーリーダーには、弊社代表・松井、または山岳トレッキングツアーの引率経験の豊富な登山ガイド経験者が引率します。

ドローン撮影サービス

添乗員同行ツアーでは、ドローン撮影も可能です。参加者のトレッキング、またはパックラフトする風景を空から撮影します。陸上からの動画・写真も加えて、編集した動画を参加者にプレゼントします。

個人旅行で行く現地発着ツアー


個人旅行では、現場で英語ガイドがご案内します。ブラジル各地での送迎・ホテル・ガイドを手配します。1名・2名の少人数のご旅行には、コスト面でこの個人旅行での手配が一般的です。現地ガイドは日本人に慣れていますが、簡単な英語でのコミュニケーション能力は必要です。
また、サンパウロ、リオデジャネイロ、イグアスでは日本語ガイドの手配も可能です。

モデルプラン

アンディーナトラベルのプランは、オーダーメイド旅行ですので、参加者の希望をいただいて日程表を作成します。
下記のプランは一般的な日程ですので、参考にしていただき、オリジナルな日程表を作成します。
また、ブラジル国内線はスケジュール変更が激しいので、レンソイス前後のゲート都市は、サンパウロ、リオデジャネイロ、ブラジリアのいずれの都市を経由するかは半年前まで未定となります。

レンソイス横断トレッキングは、「2泊3日コース」または「3泊4日コース」の2種類から選択可能です。

1日目:日本発
2日目:サンパウロ
夕方、サンパウロ着。
専用車でホテルへ。

3日目:サンパウロ→サンルイス
専用車で空港へ。
国内線でサンルイスへ
専用車でレンソイスの基点バヘリーニャスへ(所要約4.5時間)

4日目:バヘリーニャス→レンソイス砂漠
朝、「レンソイス遊覧飛行」
午前、レンソイス砂漠へ移動
午後、昼食後にトレッキング開始。途中、パックラフトを漕ぎながら、トレッキングします。
夕刻、キャンプ着

5日目:レンソイス砂漠
朝、レンソイス中心部のオアシスを目指します。途中、パックラフトを漕ぎながらのおんびり歩きます。
昼、オアシス着。昼食後、近くを散策し、水量によっては砂漠を流れる川を漕ぐことも可能です。

6日目:レンソイス砂漠→バヘリーニャス
午前、砂漠を横断して、大西洋の海岸に到着。
近くの漁村から迎えに来る車で港へ向かいます。
※この送迎車両は、引き潮の時だけ通行できますので、この日のトレッキングではパックラフトする時間はありません。
専用ボートで、プレギサス川を遡り、小レンソイスや漁村に立ち寄りながら、バヘリーニャスに戻ります。
夕刻、バヘリーニャス着

7日目:バヘリーニャス→サンルイス→リオデジャネイロ→
専用車でサンルイスへ(所要約4.5時間)
国内線でリオデジャネイロへ。
国際線に乗り継ぎ

8日目:中東または北米経由地
9日目:午後、日本帰着
※リオデジャネイロに滞在する場合は、1日増しとなります。

関連ページ:レンソイス・トレッキング

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