Loading

風景写真家・松井章のブログ

クッションような灌木が花で覆われる:マタ

1.jpg
4.jpg
その姿がクッションのように見える灌木を、パタゴニアでは「マタ」と呼ぶ。
スペイン語で“灌木”という意味だ。
ノトロと同じく、氷河が後退した荒地に最初に生える植物だ。
マタ・グアナコは、まだ残雪が残る初春に、真紅の花を無数につける。
マタ・バロッサは、春から夏にかけて、黄色い花をつける。
どちらも鋭い棘をつけていて、強風に順応して背が低い。
一見すると荒涼としたパタゴニアの大平原にも、季節を彩る花があるのだ。
*Mata Guanaco (Neneo Macho): Anarthrophyllum desideratum
*Mata Barrosa: Mulinum spinosum
2.jpg
3.jpg

パタゴニアのプロテア:真紅の花「ノトロ」

パタゴニアの春を彩る花:“聖母マリアの小さな靴”

関連記事

  1. 写真展:清泉女子大学&アルゼンチン大使館共催

    2021.12.09
  2. 【動画】パタゴニア山岳絶景:針峰セロトーレ

    2020.03.31
  3. 山と渓谷社カレンダー2026「美しき世界の山」2月に掲載

    2025.09.13
  4. 早春のパタゴニア:チャルテン村と花畑

    2023.12.01
  5. パタゴニア:チャルテン村の建設記念日

    2015.10.13
  6. 新写真集「パタゴニア」発刊のお知らせ:6月の販売開始

    2019.05.14
パタゴニア
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP