Loading

風景写真家・松井章のブログ

ペリト・モレノ氷河:前進・後退を繰り返す不思議

1.jpg
温暖化で後退する氷河は世界共通の問題です。
ヒマラヤでは、多くの氷河湖が決壊の危機に瀕している。それは下流に住む多くの住民の命に関わる問題です。
近くのウプサラ氷河は、過去100年で20キロも後退している。温暖化を象徴する氷河として、映画「不都合な真実」でも取り上げられました。
しかし、ペリト・モレノ氷河は、前進も後退もほとんどなく、少なくとも100年は現状がこのまま維持されています。水源はウプサラ氷河と同じく、パタゴニア南部氷床です。
氷河の融解と供給のバランスが温暖化で大きく変化しているはずなのに、なぜかペリト・モレノ氷河の末端が同じ位置に留まり、時に前進することもあります。
「バタフライ効果」という言葉で表現される森羅万象の無限の作用の果てに、氷河という一つの現象もあります。
温暖化という明らかな大変化の波の中で、“留まり続けるペリトモレノ氷河”とは、とても特異な存在です。そこには何らかのメッセージが隠されているのかもしれません。
2.JPG
3.JPG

パタゴニア・フィッツロイ直下のトレス湖で、朝日を待つ

前進するペリト・モレノ氷河が作る氷のアーチ

関連記事

  1. 森の隙間に群落を成す:春の花・アネモネ

    2015.08.26
  2. 映像と感性から掴む夢幻の世界/パタゴニアの夕日の感動

    2018.07.30
  3. 早春のパタゴニア:チャルテン村と花畑

    2023.12.01
  4. パタゴニアに暮らすカウボーイ「ガウチョ」

    2024.05.11
  5. Exposición fotográfica de Akira Matsui &…

    2024.11.25
  6. ブエノスアイレスの魅力を伝えるオンライン企画<BA Style>

    2021.12.26

キーワード検索

2026年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP