Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアで最も愛される木の実:カラファテ

1.jpg
「カラファテの実を食べると、再びパタゴニアに戻って来る」と言われて、パタゴニアで最も愛されている植物は、メギ科のカラファテだ。
初夏の1月頃には、カラファテは実を付けて、晩夏に向けて少しずつ大きくなっていく。
3月は、カラファテの熟れる季節だ。
枝には鋭い棘が付いているので、収穫は気を使う作業となる。茂みを抜ける時にも注意が必要だ。薄地の服やダウンであれば破れてしまう可能性がある。
極北で言えばブルーベリーのような存在で、ジャムやアイスなどいろいろ加工されている。
収穫しているとついつい摘まんでしまうので、手や服が青く染まってしまう時がある。
カラファテの収穫の季節が終わると、秋はいよいよ深まって行く。
*Calafate (Palo amarillo): Berberis microphylla
*Calafate Enano (Zarcilla): Berberis empetrifolia
2.jpg
3.jpg

パタゴニアの氷河の痕跡:迷子石

パタゴニアのプロテア:真紅の花「ノトロ」

関連記事

  1. フィッツロイで迎える秋:紅葉前線を待つ

    2014.04.06
  2. 「パタゴニア南部氷床トレッキング」、動画を作成しました!

    2013.05.02
  3. キンチャクソウ「トパトパ」の花:パタゴニアのワイルドフラワー

    2015.08.25
  4. パタゴニアに生息する幻の鹿:ウエムル

    2015.03.12
  5. フィッツロイとセロトーレを望む展望の丘②

    2015.05.29
  6. パタゴニア名物:アルゼンチン伝統料理「ギソ」

    2015.09.24
パタゴニア
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP