
「太陽の門・インティプンク」を越えて
一日がかりでインカ道を歩き、「太陽の門」を越えると、マチュピチュがドラマチックに姿を現した。

思った以上に時間がかかり、すでに太陽は大きく西へ傾いていた。太陽の門からマチュピチュの展望台までは、基本的に下り道が続く。

歩みを進めるにつれて遺跡との距離は縮まっていくが、その一方で太陽も山の稜線へと近づいていく。

やがて太陽が山の向こうへ隠れると、さっきまで光を受けていたマチュピチュの石壁や段々畑は、少しずつ山の影の中へ沈んでいった。

昼間、多くの観光客でにぎわう遺跡も、閉場が近づくにつれて人影はまばらになっていく。

夕暮れの静けさに包まれ、まるで誰もいないかのように佇むマチュピチュ。
一日の終わりに目にしたその光景は、このうえない絶景だった。





























