Loading

風景写真家・松井章のブログ

パイネ国立公園のアマルガ湖畔からトーレス峰を望む

パイネ国立公園の絶景ポイント:アマルガ湖

東西に分かれるパタゴニアで、西側のチリで最も有名なのがパイネ国立公園です。

花崗岩の2000m級の岩峰がひしめきあっています。
正式名称は「トーレス・デル・パイネ国立公園」です。トーレスとは「塔」を意味します。
パイネ山群の山々はまさに塔と形容されるような峰が集まります。

パイネ国立公園を巡るときは、山群の懐に深く入り込むので、なかなか遠望することができません。

展望地によって、パイネ山群の形も全く異なるのですが、アマルガ湖畔はお勧めです。

アマルガ湖の「アマルガ」は「苦い」を意味するスペイン語です。高濃度の塩湖で、岸辺にはびっしりと塩の結晶が積もっています。
おそらくこの湖に生息する藻の影響ですが、うっすらと緑色で、晴天の日に、空の青と混ざると、何とも言えない美しさになります。

水深が浅いことから、朝は鏡のように凪いでいることが多いです。
この藻を食べるために、フラミンゴがいることもあります。

アマルガ湖からのパイネ山群の展望では、右奥に国立公園の名の由来となったトーレス・デル・パイネ峰が見えるのが特徴です。3本の岩塔が見えるポイントは少ないので、こうして美しいアマルガ湖とともに素晴らしい絶景となります。

デメリットがあるとすれば、その他のクエルノ峰やグランデ峰は、左側の前衛峰アルミランテに隠れてしまっていることでしょう。

とはいえ、訪れるツーリストも少ないので、パイネ山群の絶景を満喫できる場所です。

パタゴニアのラクダ「グアナコ」と過ごすひととき

ペルー大使館にて

関連記事

  1. ウユニ塩湖の里山風景・コケサ村にて

    2023.03.18
  2. ブエノスアイレスの魅力を伝えるオンライン企画<BA Style>

    2021.12.26
  3. ペルー・アンデス山脈/田園で凧揚げする子供たち

    2023.12.04
  4. パタゴニアの象徴:羊とガウチョと伝統料理アサード

    2018.08.31
  5. パタゴニアで最も愛される木の実:カラファテ

    2015.08.20
  6. フィッツロイ山麓:コンドル湖のプライベート・ロッジ①

    2015.04.23
パタゴニア
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP