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アンデス高原で人と供に暮らすラクダ「リャマ」

ラクダ科リャマとは

リャマは南米大陸のラクダ科の動物で、近縁にアルパカ・ビクーニャ・グアナコがいます。アルパカとともに、インカ帝国以前から数千年に渡り、人とともに暮らしてきました。アルパカが毛を利用されるのに対して、リャマは主に荷物の運搬に利用されています。リャマの毛や皮ももちろん古来より生活に利用されていますが、アルパカの毛に比べてゴワゴワしています。

体長はアルパカの2倍くらいの大きさですが、アルパカのように穏やかな性格をしています。まつげが長く愛らしい顔をしていることから、アルパカのようにマスコットのように世界中のツーリストを魅了しています。

アンデス山脈の低地・乾燥地帯に暮らすラクダ「グアナコ」を家畜化したのが「リャマ」であると言われますが、その起源ははっきりとしていません。野生のリャマはすでに存在しないことはアルパカと同じで、人との共存が確立して数千年を経ていることは分かっています

リャマがアンデスの人々の生活に密着していたことは、遺跡からうかがい知ることもできます。第二のマチュピチュと言われる「チョケキラオ遺跡」では、段々畑の石垣に、白いリャマの模様を模った石垣が連なります。儀式の時には神様への生贄として捧げられることもあるほどに、アンデスの暮らしに密着しているのが「リャマ」なのです。

テント泊トレッキングの荷役でも活躍

ペルー最高峰ワスカランを擁するブランカ山群や、聖なる峰アウサンガテ山群のテント泊トレッキングでは、高地に順応した荷役として、リャマはロバよりも珍重されています。その蹄は毛で覆われていることから、地面を荒らさないので、環境保護の面でもロバより優れています。今ではパタゴニアのトレッキングでもリャマが荷役しています。

愛くるしいリャマとともに山々を歩くのは、南米アンデス山脈らしいトレッキングです。

関連ページ:南米のラクダ

アルゼンチン伝統料理:牛肉のアサードと大草原パンパ

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