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ガラパゴス諸島の「リクイグアナ」とサボテン

サボテンとイグアナ

サボテンの木が鬱蒼と生える林を歩いていると、イグアナがサボテンの下で彫像のように固まっているのを目にするだろう。動きの緩慢な巨大なトカゲ・リクイグアナは、サボテンを好物とする。サボテンの葉が落ちて来るのを、木の下で何日も待ち続ける。

鋭い棘を持つサボテンの葉もイグアナには歯は立たないのだが、その食べる瞬間を見ることもまた難しい。時間の流れが恐ろしく緩慢なイグアナは、ほとんど動くことがないからだ。

サボテンを食べるとき、棘まで茎や葉を一気に飲みこむが、不思議とその棘が内蔵に刺さることはないらしい。サボテンにとって唯一の天敵は、このリクイグアナだろう。

人に全く興味を示さないのだが、人の往来は気になる様だ。ファインダー越しにイグアナの顔をしばらく観察していると、ときおり目玉が動き、目が合う瞬間がある。
表情筋の無い爬虫類に感情を読み取るのは難しいが、目が合った瞬間は、そのイグアナとの一瞬の邂逅とでもいうべきか、イグアナと共有できたその瞬間に嬉しくなってしまう。

かつて家畜の豚に生息域を追いやられたり、あるいは第二次大戦中の米軍による駐留により、絶滅を危惧されるほどに数を減らしてしまった。今は国立公園として手厚く保護されているので、ガラパゴス諸島で最も観察しやすい動物の一つといえる

陸棲と海棲・2種類のイグアナ

ガラパゴス諸島には、陸棲のリクイグアナと、海棲のウミイグアナの2種類が生息している。リクイグアナは体調が大きいのでは1mを超すが、ウミイグアナはその半分の50㎝ほどの体調だ。

関連ページ:ガラパゴス諸島

パタゴニアの遊牧民「ガウチョ」の祭りにて

アンデスの氷河と生きる:ケチュア族の子供たち

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