Loading

風景写真家・松井章のブログ

アタカマ砂漠の花:ススピロ(ナス科ノラナ)

ナス科ノラナ属「ススピロ」

アタカマ砂漠に広く自生するナス科ノラナ属のススピロは、高さ40~50cmに育ち、たくさんの花をつける多年草です。「ススピロ」はスペイン語で、「ため息」を意味します。ノラナ科の花言葉は「揺れる心」を意味することから、愛称としてこの花は「ススピロ」と呼ばれるようになったのでしょう。

アタカマ砂漠の花園を代表するスベリヒユ科の「パタ・デ・グアナコ」、アオイ科の「マルビージャ」の次に目立つほどに群生していて、アタカマ砂漠を代表する花の一つと言えます。

海の霧「カマンチャカ」

この花はアタカマ砂漠の南北500㎞以上に渡り広がる砂漠に広く分布しています。そして、このナス科の仲間は、チリからペルーにかけての南北3000㎞に渡り、砂漠地帯に沿うように自生しています。南米大陸の西岸の広大な沿岸砂漠と、太平洋がもたらす僅かな湿度に適応した植物です。

太平洋のエルニーニョ現象と密接に関係した海の霧は、アタカマ砂漠では「カマンチャカ」、ペルーでは「ガルーア」と呼ばれ、世界で最も乾燥した大地に貴重な水分をもたらすのです。

・学名: Nolana rupicola(ナス科:Solanaceae)

【動画】砂漠が花に覆われる:チリ・アタカマ砂漠の絶景

==★チャンネル登録はこちらをクリック★==

「アタカマ砂漠の花畑」ブログ関連記事集

「チリ」ブログ関連記事集

アタカマ砂漠の花園:エルニーニョ現象と生命の連鎖 3つの不思議

3~5年に一度だけ、わずか10日間だけ出現するアタカマ砂漠の花畑が、いま満開とのことです。エルニーニョ現象と生命が生み出す奇跡の自然現象について

【悠久の南米大陸】NHKラジオ「まいにちスペイン語」8月号:アタカマ砂漠の花畑

アタカマ砂漠を代表する花:パタ・デ・グアナコ

アタカマ砂漠の花:マルビーリャ(アオイ科)

アタカマ砂漠の花:ロシータ・デル・カンポ(アカネ科)

アタカマ砂漠の花:ススピロ(ナス科ノラナ)

チリ・アタカマ砂漠の奇跡の花園:フラワーリングデザート

チリ・アタカマ砂漠の奇跡の花園②/アニャニュカ

チリ/「南米大陸の幻想風景」写真展」:撮影エリア紹介⑥

「チリ」専用ページ

「世界一美しいカモメ」アカメカモメ -ガラパゴス諸島

アタカマ砂漠の花:ロシータ・デル・カンポ(アカネ科)

関連記事

  1. 野生動物を撮るコツ:パタゴニアのグアナコ

    2019.08.07
  2. ペルー・インカ帝国の中枢:“聖なる泉”タンボマチャイ遺跡

    2018.04.08
  3. 地平線まで満天の星空/レンソイス絶景

    2024.01.19
  4. フォト・ギャラリー「ペルー」:新ページのご案内

    2020.05.02
  5. 125周年を迎えるボリビア日系移民の歩み

    2024.07.26
  6. 朝焼けのウユニ塩湖

    2023.05.28

キーワード検索

2026年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP