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風の大地に生きる牧童・ガウチョたち

果てしない草原が広がるパタゴニアで、牧童たちはほとんど人に会うことなく、羊を追いながら日々を過ごしている。
持ち物は多くない。
だが、背中に差した大きなナイフは、誇り高く生きる彼らの証でもある。

外では風がトタン屋根を叩き、家全体を揺らしていた。けれども中に入ると、そこは別世界だった。
ラジオからはゆるやかなラテンの歌謡曲が流れ、彼らはトランプをしながら静かに時間を過ごしていた。

パタゴニアでは、新しいものがあまり似合わない。質実剛健で、多少古びているくらいのほうが、この土地にはふさわしい。
流行も電波も届きにくいこの地は、まだしばらく、パタゴニアらしさを保ってくれるだろうか。



























