Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの大草原の家

パタゴニアの大草原の家と暮らし


南極から吹く強い風が、パタゴニアの風景を形作っています。

この風はアンデス山脈には膨大な降水をもたらし、その東にはどこまでも乾燥した草原が広がります。

パタゴニアでは、住宅は風の影響の少ない場所に建てられています。
風速20mを超える風が日常的に吹くので、展望よりもまず、風の吹かない小さな谷や鞍部にあるオアシスが選ばれます。

家はさらに防風林に囲まれているので、敷地に入ると風がぴたりと止むものです。
上空からは絶えず風の音が聞こえるものの、不思議と敷地内に吹くのはそよ風程度なのです。

家はもちろん平屋で、薪ストーブの煙突は必ず付いています。
必要最小限な物に囲まれた質実剛健さが、草原の暮らしです。

パタゴニアが紅葉に燃える「秋の南極ブナ」

雲と風の大草原:パタゴニアのパンパへ

関連記事

  1. 名峰フィッツロイの絶景:雲間から射す朝日に輝く

    2023.04.22
  2. 写真展「ボリビアを知ろう」1週間の会期延長になりました

    2023.08.17
  3. 「ボリビア写真展」の会場:セルバンテス東京とは?

    2023.08.03
  4. 光彩を放つパタゴニアの暴風

    2015.03.20
  5. “天空の鏡”ウユニ塩湖と青空の絶景

    2023.05.21
  6. 情熱的なアルゼンチン人を理解するために

    2024.01.15
パタゴニア
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP